寄稿「目標に向かった2年間」 梶原 涼子(2018年度卒業生)
2021.10.11更新
この度は、大分県立芸術文化短期大学の創立60周年を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。
私が芸文短大に在学致しましたのは、平成29年4月から平成31年3月までの2年間となります。思い返すと当時は、キャンパスリニューアル工事の最中で、新しい図書館や食堂が構築されていく様子に心を弾ませていました。芸文短大を卒業後は、大分大学に3年次編入学し卒業、そして現在は市役所職員として勤務しています。在学中は先生方をはじめ、多くの方に支えられた2年間でした。
私は入学前から、4年制大学に編入学をするという目標を持っており編入学支援がしっかりした情報コミュニケーション学科を選びました。在学中は、編入対策として、英語や小論文等多くの先生方に支援していただきました。その中で私が一番力を入れていたのは、英語の試験対策をしていた「心理学演習」という講義です。この講義は5,6人のグループに分かれて、英語の長文を順番に和訳するという講義でした。すぐに自分の順番が回ってくるため、予習がかかせず、なかなかのプレッシャーだったことを覚えています。しかしながら、講義を重ねていくなかで自分のレベルが上がった達成感は忘れられません。
友人たちと勉強会をするために図書館や自習室に夜遅くまで残ったことや長期休暇中に集まったことは良い思い出です。今思えば、勉強会が楽しみで、いつしか友人に会うために行っていたのかもしれません。そんな友人たちに出会え、目標を達成できた2年間は大変貴重で有意義な時間でした。芸文短大での経験は今後の人生の糧になると思っています。
最後に在学生や受験を考えている皆様へ。芸文短大には多くの可能性が存在します。それを手にできるかは皆様の行動次第です。後悔のないようたくさんのことに挑戦してください。末筆ではございますが、大分県立芸術文化短期大学の一層のご発展と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
梶原 涼子