坂本 光太 SAKAMOTO Kota

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  • 研究者情報

メールアドレス

k-sakamoto●oita-pjc.ac.jp

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オフィスアワー

  • 水曜日の昼休み(12:10~13:00)
  • その他在室時

プロフィール

1990年生まれ。山梨県出身。現代音楽・実験音楽・即興演奏を中心に活動。作曲家・演奏家をはじめ、演出家、詩人、ダンサー、俳優、研究者、美術家の人々と共同制作を行っている。

近年のリサイタルに「オペラシティB→C [270]坂本光太チューバリサイタル」(2025)、「アンサンブル・ドッホ・リサイタル」(2024)、「二つの三つのロマンスともう一つのロマンス」(2023)、「坂本光太×和田ながら『ごろつく息』」(2021/22)、「チューバで聞く音楽の4世紀」(2022)、「暴力/ノイズ/グロボカール」(2020)。

企画・出演に、架空の芸術家についてのレクチャー・パフォーマンス「米田恵子(1912-1992)の作品と生涯について」(2019、Tokyo Arts and Space OPEN SITE 2018-2019 公募プログラム)、「ドミソの三音のみを用いて作曲する」応募規定の作曲コンクール「第一回 米田恵子国際作曲コンクール」(2021、同OPEN SITE 6 公募プログラム)など。

2016年にルツェルン祝祭アカデミーオーケストラ参加、また2022年サントリーホールサマーフェスティバルにてクラングフォルム・ウィーン客演。

東京藝術大学卒業、同大学院及びハンス・アイスラー音楽大学ベルリンで修士課程修了。その後、国立音楽大学大学院博士後期課程にて、前衛音楽家ヴィンコ・グロボカールの研究で博士(音楽)取得。2022年Web批評誌『メルキュール・デザール』より年間企画賞第2位受賞。アンサンブル・ドッホ(ピアニスト杉山萌嘉とのデュオ)、実験音楽とシアターのためのアンサンブル(EEMT)メンバー。

専門分野・研究課題

 <専門分野> 
 オーケストラ、吹奏楽、音楽教育、現代音楽、即興

 <研究課題>
 ヴィンコ・グロボカールの音楽、演奏時の身体、政治と音楽

担当科目

音楽科

  • 器楽Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
  • 学内演奏
  • 卒業演奏
  • オーケストラA・B・C・D
  • 吹奏楽A・B・C・D
  • 吹奏楽法
  • 管弦打副Ⅰ・Ⅱ
  • 音楽総合演習(管弦打)Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
  • 合奏
  • 音楽の魅力
     

音楽科教育法専攻科音楽専攻

  • 音楽研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
  • 研究発表Ⅰ・Ⅱ
  • 修了研究
  • オーケストラ研究A・B・C・D
  • 吹奏楽研究A・B・C・D
  • 器楽アンサンブルA・B
  • 副科実技Ⅰ・Ⅱ

所属学会・社会活動

 日本音楽学会、日本音楽表現学会、関西楽理会

主な業績

[著書]

『音楽表現はからだで変わる!よくわかるからだの正しい使い方レッスン』編著:ガハプカ奈美, 坂本光太(青山社, 2023)
『音楽で生きる方法:高校生からの音大受験、留学、仕事と将来』相澤 真一, 髙橋 かおり, 坂本 光太, 輪湖 里奈(青弓社, 2020)

[論文他]

「リトミックを活用した指揮指導の実践的研究: 初等・中等教育教員養成課程における『指揮法』授業のアクティビティ開発と実践」、坂本光太, 大澤 里紗、京都女子大学発達教育学部紀要、21号、101-113、2025
「ヴィンコ・グロボカール『独創的な演奏者』(1975)翻訳と解題: グロボカールの目指した作曲家と演奏者の協働による音楽創造のあり方」、坂本光太、京都女子大学発達教育学部紀要、21号、91-99、2025
「ウィリアム・クラフト《エンカウンターズⅡ》の作曲手法:音列と構造の対称性に注目した分析を通して」、坂本光太、関西楽理研究、40号、63-77、2024
「ヴィンコ・グロボカール『チューバ奏者の内省―ある報告』 : 翻訳と解題」、坂本光太、国立音楽大学大学院研究年報、36巻、185-200、2024
「ヴィンコ・グロボカール小伝:1934年から1970年代まで」、坂本 光太、音楽研究 : 大学院研究年報(国立音楽大学)、33巻、137-152、2021
「ヴィンコ・グロボカール作品における 美学的・社会的システム批判としての体系化と逸脱 :1970年代前半の『転換点』前後の3作品《レス・アス・エクス・アンス・ピレ》、《エシャンジュ》と《変わらない一日》の比較によるその手法の分析」、坂本光太、博士学位論文、全201頁、2021
「ヴィンコ・グロボカール《エシャンジュ》(1973/1985)演奏の考察 : 楽曲とその録音の分析を通して」、坂本 光太、音楽研究 : 大学院研究年報(国立音楽大学)、32巻、125-140、2020
「ヴィンコ・グロボカール《レス・アス・エクス・アンス・ピレ》の分析 : 体系化による逸脱の試み」、坂本 光太、音楽研究 : 大学院研究年報(国立音楽大学)、31巻、177-193、2019

[外部資金獲得]

科学研究費補助金 若手研究「グロボカールの音楽における「呼吸」概念の変遷:身体とアンガジュマンの観点から」2025年度-2027年度
戸部眞紀財団  研究助成 「ヴィンコ・グロボカールの作品における「暴力」と「戦争」:前衛音楽による社会批判の手法の分析」2024年10月-2025年9月

メッセージ

たくさん練習しましょう!たくさん音楽を聴きましょう!たくさん演奏しましょう!

個人ウエブサイト

同時代の作曲家と聴衆を繋ぐプラットフォームを目指し、「スタイル&アイデア:作曲考」(https://styleandidea.com/)を共同で運営しています。ぜひ一度、作曲家の考えていることを、お気軽に読んでみてください。