教育目的・目標
本学の教育理念
1)県内唯一の公立短期大学として、県民の要望と期待に応える高等教育を推進します。
2)学生の個性を尊重するとともに、知性と感性の調和した人間性を涵養する教育を推進します。
3)芸術・文化の専門教育を重視するとともに、幅広い見識と総合的な判断力を備えた教養人を育成します。
4)九州・中国・四国地区を含めた文化圏の中心に位置することから、その圏内における芸術・文化の教育を担います。
5)開かれた大学として県民の生涯学習・リカレント教育を担います。
本学の教育目的
本学は、芸術及び文化に関する専門の学芸の教授研究を通じて、幅広い教養及び優れた技能を有する人間性豊かな人材を育成し、
もって芸術の創造、文化の進展及び地域社会の発展に寄与することを目的とします。(学則第1章総則第1条)
各学科の教育目的・目標
1)美術科の教育目的・目標
優れた個性と創造力を持ち、人間性豊かで、社会に積極的な貢献をなしうる人材を育成することを教育目的とし、次の目標を
達成することをめざします。
・美術専攻の教育目標
美術に関する基礎的な実技・理論及び教養を基盤とし、多岐にわたる現代美術の諸相に、着実・柔軟な姿勢で対応し得る、
豊かな創造性と人間性を養います。
・デザイン専攻の教育目標
ビジュアルデザイン・メディアデザイン・プロダクトデザイン・グラフィックアートの基礎的な理論と造形実習を通して、新しい時代の要求に応じ得る、
豊かな創造力と計画性と計画性を養います。
2)音楽科の教育目的・目標
専門的音楽技能と指導力を有し、創造力豊かな有為な人材を育成することを教育目的とし、次の目標を達成することをめざします。
・声楽コースでは、歌唱芸術を学び、深めるために、声楽の基礎的な実技・理論の修得をめざします。
・ピアノコースでは、基礎的な演奏技術の習得の上に、ピアノの高度な演奏技能を身につけることをめざします。
・管弦打コースでは、各楽器の演奏法の習得と合わせて、オーケストラや吹奏楽などアンサンブルにおける演奏技法を
身につけることをめざします。
・音楽総合コースでは、音楽理論を基礎に総合的に音楽技能を修得することをめざします。
以上の教育を通じ、豊かな音楽的教養と創造力、秀でた指導力を育成します。
3)国際総合学科の教育目的・目標
自国のみならず様々な国や地域についても知識と理解を有し、豊かな発想力と行動への意欲、社会人・職業人として必要とされる技能を備えた有為な人材を育成することを教育目的とし、次の目標を達成することをめざします。
・国際コミュニケーションコースでは、外国語(英語、フランス語、中国語、韓国語)による実践的コミュニケーション能力を
育成します。
・観光マネジメントコースでは、観光に関する専門的知識、マネジメント力や実務能力を育成します。
・現代キャリアコースでは、ビジネスの現場で求められる専門的知識、企画力や実務能力を育成します。
4)情報コミュニケーション学科の教育目的・目標
情報とメディアを有効に活用する知識と技術、及び人間関係を発展させるコミュニケーション技能を身につけ、自己の個性と能力を活かし、地域社会に貢献できる人間性豊かな人材を育成することを教育目的とし、次の目標を達成することをめざします。
・人間の行動を心理学的に理解し、人間関係を営む技能を育成します。
・現代社会の諸問題を理解し、地域づくりに参加する意欲と技能を育成します。
・情報化社会の発展を理解し、情報技術と多様なメディアを活用する力を育成します。
5)共通教育の教育目的・目標
芸術系学科と人文系学科から成る大学の特色を活かし、芸術・文化に関する幅広い教養を養うとともに、社会の中で自立して生きる力、外国語及び情報処理に関する基礎的な力、並びに心身の健康に関する基本的な認識を養います。
専攻科の教育目的・目標
短期大学において修得された基礎的専門知識及び技術を基盤とし、芸術に関するより高度な専門家としての素養を身につけることにより、豊かな芸術的教養と指導力に富み、創造性豊かで、文化の進展及び社会の発展に積極的な貢献をなしうる人材を育成することを教育目的とし、次の目標を達成することをめざします。
専攻科造形専攻の教育目標
造形専攻は、専門的な実技と幅広い分野の理論科目を通して、美術及びデザインに関する社会的・歴史的視点からの理解を深める学修を行うとともに、造形芸術に関する専門的知識及び高度な表現技術を修得させ、優れた個性と創造力、豊かな人間性を養います。
専攻科音楽専攻の教育目標
音楽専攻は、6つのコースに専門的な実技・演習科目、グループレッスン、アンサンブル、さらに、音楽史特論、音楽理論特論などの理論系科目を設けています。これらの科目を通して、音楽芸術に対する深い理解と高度な技術を修得させ、豊かな表現力と秀でた指導力を育成します。
(「本学の教育目的に関する規程」より)