「おおいたうつくし作戦」のシンボルマークに美術科デザイン専攻の学生のデザイン案が選ばれました
2016.05.12
「おおいたうつくし作戦」は、大分県の恵み豊かな自然を守り次世代に継承するため、県民総参加で環境保全活動に取り組む「ごみゼロおおいた作戦」の成果を活かし、ステップアップさせ、地域活性化型に進化させ「まちづくり(地域の活性化)、ひとづくり(人材育成)、なかまづくり(持続可能な基盤づくり)」の3つのアクションにより、県民の環境意識を高める新たな取り組みです。
この取り組みを普及させるため、シンボルマークの作成依頼が、大分県生活環境部地球環境対策課よりあり、本学の美術科デザイン専攻ビジュアルデザインコース2年の石井美津紀さんが考案したデザイン案が採用されました。
デザインのコンセプトとして、全体の形は、うつくし作戦の柱である、まちづくり(地域の活性化)・ひとづくり(人材の育成)・なかまづくり(活動の基盤づくり)が循環し、その輪が大きく育っていくようなイメージを表しています。
それぞれの色は、緑色は大分の豊かな森林、黄土色は肥沃(ひよく)な大地や豊かな温泉資源、青色は海や河川などの豊かな水環境、空間の白はさわやかな風・空気を表現しています。
石井さんは、「できるだけ印象に残る、魅力的な形になるよう気をつけ、依頼者の意図を汲んだデザインになるよう制作するのが大変でしたが、自分のデザイン案が選ばれて、とても嬉しいです。今後も、デザインが周囲に与える力を意識して、制作を続けようと思います」と笑顔で語ってくれました。
広瀬勝貞大分県知事による、シンボルマーク発表の記事は、こちらの4/19の記事をご覧ください。