大分県立美術館の主任が語るOPAMの魅力

2015.06.26

 

 大分県立美術館(OPAM)の宇都宮壽・企画広報課主任が6月9日(火)、本学でOPAMの魅力について語る講義を行いました。

 まず、OPAMのコンセプト「出会い」「五感」を軸に、会社員時代に海外で衝撃的な美術館に出会い、五感を大いに刺激された思い出を写真とともに語り、学生に美術館の面白さを伝えました。

 現在、OPAMで開催中の「モダン百花繚乱 大分世界美術館」。日本を含む世界の名作・名品が集まるこの展示会の魅力について「同じモチーフの作品を比較すること」と宇都宮さんは語りました。「人間の生、生きる苦しみ、死・・・テーマによって人それぞれの描き方があり、表現の仕方が変わります。双方の違う魅力が見えてきます」。

 また館内の「大分観光壁」に設置してある「世界は届けい・セカイハトドケイ」などを解説し、様々なアーティストがOPAMを形作っていることに触れ、出会い・繋がり・広がる美術館をアピールしました。美術館周辺との連携について質問するなど、講義を受けた学生は美術館と街づくりについても興味を広げました。