府内学生エコフェスタを開催しました
2015.06.22
6月13日(土)、あいにくの雨模様でしたが、6回目となる府内学生エコフェスタを実施しました。平成22年から今回で6回目を迎える「府内学生エコフェスタ」。エコをテーマに学生目線で府内5番街の魅力を伝え、新たな客層を獲得するために企画しました。約50名の実行委員で準備を進めました。商店街との交渉や道路使用許可申請などの手続き、企画運営など、学生の力で計画を進めてきました。
府内五番街には昨年制作したアートスネイクが飾られ12時から今年は府内五番街商店街さんのご協力のもと、商店街全体を使った謎解きゲーム「府内5番街消えた宝石の謎」やシーグラスやペットボトルを使ったエコワークショップを行いました。14時からはコスプレ大会、芸短生のLeap・スズタン(爆裂パンダ)、大分で活躍するALLSTYLE MUSIC PARTY「FREELY」DJさん、芸短ダンスサークルなどによるステージが行われました。
また、毎年行っているキャンドルナイトは、今年初めて九州乳業株式会社さんにご協力いただき、学校給食の牛乳パックを使い、廃油でつくった700個のキャンドルを制作しました。世界一小さい花火大会も実施しました。
<参加学生の感想>
◆五番街でたくさんの新しい発見
情報コミュニケーション学科1年 日隈祐希
商店街から人がいなくなりつつある今、若者が中心となって活動することによってまた商店街に人が来る機会を作る活動に参加し、商店街を活性化させる若者の中心となり活動したいと思ったから参加しました。
椅子や竹のタワーやビニールシートなどの運搬、ワークショップの写真立てづくり、ペットボトルの風鈴と風車の飾り付け、セッティング、キャンドルナイトのキャンドル並べ、水入れ、キャンドルを入れた、火をつけた線香花火、花火の片づけなどを行いました。
今まで全く関わることのなかった他学科の先輩や、同じ情コミの二年生と出会うことができました。さらに、商店街に住んでいる人ともお話する機会がありました。先輩から指示されたら積極的に動き、また指示されなくてもどうしたらスムーズに運営できるか自分で考えて行動しました。また、地域活動室での活動が多かったので、吉良先生や首藤さんともたくさんお話できてうれしかったです。
竹が思っていたのと違い、風車を飾りつけても回らなかったので、ひもを椅子と椅子にくくりつけ、その間に風車を吊るして、回るようにしました。また雨が降っていて人がなかなか来なかったけど、一生懸命写真立ての見本を作るなどしてお客さんをもてなす準備をしました。参考にするためにインターネットを使いたくさん調べ物をしました。そのときに情報の授業で習った、AND検索やOR検索を使いスムーズに検索することができました。
またわたしはマスキングテープを使ったデコレーションなどが得意なので、ペットボトルを可愛く装飾することができました。自分たちで考えて、一からものを作ることの楽しさや難しさを改めて感じました。ペットボトルをリサイクルして、どのようなものが作れるのか調べてもっと可愛くリメイクできるか学びたいと思いました。
商店街に行っても何もないと思っている人たちに、この府内学生フェスタなどのイベントを開催することで足を運んでもらう機会をつくることが大切だと思いました。また、わたしも五番街には初めて行き、かわいい雑貨屋さんやトイレンナーレで装飾されたトイレなど、新しい発見をたくさんしたので、また五番街に行きたいと思いました。そのような気持ちにさせる発見ができる、これが大事だとおもいました。年上の人や、初対面の人ともコミュニケーションをとることが今までより得意になりました。
◆「にぎやかにするには」を考えて行動
情報コミュニケーション学科1年 筒井麻有
商店街をにぎやかにする活動に携わりたい、この活動でたくさんの人と関わりたいと思ったから参加しました。ワークショップでの写真立て、風鈴、風車作りを、子供たちと一緒に制作、風車と風鈴を街に飾る、キャンドルナイトの設置を行いました。たくさんの子供たちが来てくれて、写真立てにつける飾りを一緒に選んだり写真立てに飾りつけるのを手伝った。制作するときに子供の好きそうな話を一緒にしていた(妖怪ウォッチなど)。
雨が降り出して中止になりかけたけど、自分たちがお客さんの代わりに走り回っていろいろ動いた。人任せではなく、自分も役に立てるよう積極的に働いた。人と接する楽しさ。人にどうすればもっと喜んでもらえるか。商店街をにぎやかにするにはどうすればよいか、を考えた。エコフェスタのような活動や小さなイベントが商店街の役に立てるということがわかりました。自分からたくさん参加していろんな人と協力して取り組めたので満足です。