高校「情報Ⅰ」の動画教材の発表会を開催しました

　1月22日（水）大講義室にて高校「情報Ⅰ」の動画教材の発表会を開催しました。

　このプロジェクトは2023年度より一般財団法人三菱みらい育成財団による助成を受けて実施しているもので、本学では高校で必履修化された「情報Ⅰ」における活用を想定した動画教材を制作・公開しています。
　昨年度（2023年度）は、専攻科造形専攻（担当：西口准教授）では情報デザインに関する動画教材を、情報コミュニケーション学科（担当：野田准教授）では産業財産権に関するアニメ教材を制作し、公開しました。

　2024年度は2年目の活動として、「学科を超えた連携を意識した活動に発展させる」となっており、芸術系と人文系のユニークな学科構成である本学ならではの取り組みとなります。

　専攻科造形専攻では、情報デザインに関する動画教材を制作。専攻科1年生の授業「造形研究Ⅱ」にて情報デザインをテーマにaftereffectsを使ったアニメーションを制作しました。身近な事例を通してデザインの役割を理解してもらうためのもので、オリジナルキャラクターやおとぎ話を用いて、デザインが楽しく学べる親しみやすい動画教材を目指しました。コンセプトメイキングからシナリオ作成、動画制作を学生のみで行いました。

　情報コミュニケーション学科では、著作権に関するアニメ教材を制作。野田研究室において、学生たちで教科書分析やキャラクターデザイン、シナリオ制作を行い、著作権という難しい内容をいかに分かり易く高校生に伝えかを工夫し、研究室オリジナルキャラクターを用いた親しみやすい動画を制作しました。今回もCVは大分県出身の声優（首藤志奈さん、真野美月さん）に依頼しました。

　本日の発表会でも、他学科の発表を見て刺激を受けたとの学生からのコメントがありました。今後も本学の特徴として、学科を超えて地域に貢献できる活動を行っていきます。