【サービスラーニング】くちなしの実の収穫支援を行いました

2025.01.14

 

 1月11 日(土)に、サービスラーニングの一環として、大分市野津原福宗地区において、くちなしの実の収穫作業を支援しました。くちなしは栗きんとんやたくあんの着色料(黄色)として用いられる他、大分県内では臼杵の郷土料理である「黄飯」になどにも用いられています。また昔から繊維の染料としても用いられています。

 いま日本国内ではくちなしを栽培している農家はほぼ無くなっており、ほぼ海外産が流通しています。大分県内で唯一生産するこの地域でも、高齢化と過疎化が急速に進んでいることから、収穫を支援することになりました。

 参加した学生達は、朝から収穫活動を支援し、その後はクチナシを使った黄飯カレー、パエリア、炊き込みご飯をいただき、くちなし料理を堪能しました。
 参加した学生からは、「収穫作業はとても大変だった」「黄色い色がついているととても料理がおいしそうに見える」「国内でも珍しいクチナシを収穫できて良い体験になった」などの意見が寄せられました。

 今回の活動を通じて大分市内の過疎・高齢化地域の現状を理解するとともに、大分県の伝統的な農産品の活用などについて学習しました。