国際総合学科の堤講師が 一般財団法人 地域活性化センターで講演を行いました

2025.01.10

 

 令和6年12月20日(金)、国際総合学科の堤講師が一般財団法人 地域活性化センターからの依頼を受け、「祭礼行事は地域力の総結集 ~長崎くんち踊町八幡町を事例に~」とのタイトルで地域づくりや地域の活性化施策立案に取り組む地方自治体の職員、センター職員を対象に講演を行いました。

 堤講師は講演会において、全国の祭礼行事の事例を取り上げながら、「地域の活性化は同じ価値観(歴史観、地域の代替不可能な固有価値の認識、誇り等)を共有した者同士(住民)が同じ場所(地域)に集い、同じ目的(神様への奉納・奉仕、踊町としての使命等)に向かって取り組んだ結果として生み出されるもので、地域住民は端から目的に等していない。対象となる地域の歴史や文化に対する造詣を深めながら、同じ価値観を醸成していくための〝教育〟が地域づくりや地域活性化の近道でしょう。」と話されていたことが印象的でした。
 また、長崎くんちへの学生参加の事例も取り挙げながら、「これからは地域における教育と同時に関係人口の交流を活発化させ、地域に対する理解や価値観を共有することのできる外部からの人材受け入れも鍵を握ってくる」と話されていました。

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