国際総合学科 堤講師の講義「文化と観光」で別府温泉の現地視察を実施しました
2024.06.24
国際総合学科、堤講師の講義「文化と観光」は講義で取り扱った内容に関して、一層理解を深めることを目的に、休日を利用して現地視察を実施しています。
5月26日(日)、「日本一の温泉地 別府の温泉文化を知ろう!」と題して、32名の学生が、別府温泉の“熱源„と“水„を供給している鶴見岳、伽藍岳を訪れた後、別府八湯のうち、明礬温泉エリア、鉄輪温泉エリアの視察を行いました。
国際総合学科1年の伊佐 花音さんは
「私の出身地である沖縄には温泉は少なく、街中で湯けむりを見る事はありません。別府では見る景色全てが新鮮で、竹製の温泉冷却装置や湯の花等初めて知るものも多くて素敵な視察になりました。実際に観光客の視点で別府を回ったことで、講義を受けるだけでは分からない別府の良さを知ることができました。」と話されていました。
国際総合学科1年の中尾 海詩さんは
「基本的な知識は講義だけでも知ることができるが、それだけでは物足りないと思ったため、今回の視察に参加しました。結果、別府の温泉街は温泉だけでなくそこで暮らす人々も温かかった。自ら現地を歩き人々と関わることで、さらに深く別府のリアルを感じる事が出来た。そこに行かないと得られることのできない知識や発見を得ることができ、とても有意義な活動となった。今回の視察で得たものを他の活動にも活かしていきたい。」と話されていました。
【明礬温泉】
【鉄輪温泉】
学生たちは、湯治宿が残るまちなみを歩きました。断層崖の前で源泉跡を確認したり、アニメ映画を彷彿させるような温泉井戸を見て回りました。
別府八湯では、「スパポート」と呼ばれるスタンプ帳に入湯記念印を集めていく「別府八湯温泉道」というスタンプラリーを展開しています。堤講師も「別府八湯温泉道」の段位 “名人„ を所有しています。
堤講師は「学生たちの所感を拝見すると、現地の人からの聞き取り調査の実施や、ドイツ人の観光客と積極的に交流を図ってみたとの報告があった。中には温泉の味を確かめてみたり、温泉が湧きだす別府の地質構造に言及をしているものもあった。予想以上に学びの機会を得た学生が多くいたことに驚いた。正しく学問は講義室やキャンパスの外にある。今後も時間の許す限り学生達とキャンパスを飛び出し、現地を歩いて、見て、触れることで一層理解を深めていただけるような講義を企画していきたい。」と話されていました。
後援会の皆様、この度は趣旨にご賛同いただき本当にありがとうございました。
<別府八湯温泉道 公式HP>https://onsendo.beppu-navi.jp/introduce/whats-onsendo/