専攻科造形専攻学生の描いた絵馬が若宮八幡社へ奉納されました

2022.01.20

 

 若宮八幡社(大分市上野町)周辺自治会から依頼を受け、専攻科造形専攻1年生(日本画専攻)の徳重 麻友さんが、2022年の干支「寅」の絵馬を制作しました。絵馬制作にあたっては、自然動物公園アフリカンサファリなど県内外の動物園で本物のトラを充分観察し、様々な表情をスケッチしながら構想を練ったそうです。

 12月15日(水)の「干支絵馬奉納奉告祭」には、徳重さんと担当教員 永井学准教授が招待され、出席しました。奉納神事で、同社氏子総代会の林信一郎さんが「絵馬が奉納され、新年を迎える準備ができ、大変うれしく思う。来年がトラのように前に進む一年になるよう願っている」とあいさつし、参加した地域の皆さんと完成を喜びました。

 徳重さんは完成絵馬について、「『虎は千里往って千里還る』ということわざからインスピレーションを受け制作しました。コロナ禍によりみんなが止まっていた時間・思いが、虎の勢いよく駆け出すように動いて欲しいという思いと、2022年、それぞれが目標や夢に向かって一歩踏み出す年になるよう願いを込めています」と話しました。

この絵馬は年末まで若宮八幡社境内に飾られます。