専攻科 造形専攻
新たな価値の創造と4年制大学資格「学士」の取得を目指し表現研究を深める
造形専攻では、美術・ビジュアルデザイン・メディアデザイン・プロダクトデザイン・グラフィックアートの5コースを設け、短大2年間で培ってきた表現技法や知識をさらにより高度に学習するために、少人数制を活かした教育を行います。
カリキュラム
開設授業科目と修了単位
短大の課程に対応したコースがあり、少人数制を活かして、学生と教員が身近に対話し、学生の個性や能力を伸ばす密度の高い教育が行われます。
【専攻科修了に必要な単位】・・・48単位
[専門必修32単位] + [選択科目16単位]
【学位申請に必要な単位】・・・62単位
[上記の修了に必要な単位] + [選択科目14単位]
共通科目
- 芸術学特論
- 東洋文化史特論
- 西洋文化史特論
- 心理学特論
- アートマネジメント特論
- ドイツ語特論A・B
- イタリア語特論A・B
- 文化交流史特論
- 比較文化特論
- 映像表現特論
- 消費行動特論
- 人間と環境
- 形態科学
- 体育A・B
専門科目
- 造形研究I
- 造形研究II
- 修了研究
- 造形技法研究
- 美学特論
- 絵画特論
- デザイン特論
- 日本美術史特論
- 西洋文化史特論
- インスタレーション特論
- 芸術環境文化特論
分野紹介
造形専攻教員一覧
専任教員
- 美学・西洋美術史 教授 荻野 哉
- 絵画(日本画) 准教授 永井 学
- 絵画(ミクストメディア) 専任講師 八木 明知
- 彫刻 専任講師 白石 恵里
- メディアデザイン 教授 鈴木 慎一
- グラフィックアート 准教授 於保 政昭
- プロダクトデザイン 教授 松本 康史
- ビジュアルデザイン 准教授 西口 顕一
- グラフィックアート 専任講師 加藤 恵
- ビジュアルデザイン 専任講師 幸島 伸
- メディアデザイン 専任講師 横井 和也
非常勤講師
- デザイン特論 講師 山出 淳也
- アートマネジメント特論 講師 菅 章
- インスタレーション特論 講師 前田 亮二
- 絵画特論 講師 安松 みゆき
- 芸術環境文化特論 講師 田中 修二
- 東洋文化史特論 講師 仲嶺 真信 ほか
取得可能な資格
学士(芸術学)/中学校教諭二種免許状(美術)
目指せる主な職業
美術コース
画家/立体造形作家/絵本作家/中学校教諭(美術) 等
デザイン各コース
グラフィックデザイナー/イラストレーター/ゲームクリエイター/プロダクトデザイナー/中学校教諭(美術) 等
修了生メッセージ
カバー株式会社勤務
令和4年 専攻科造形専攻 ビジュアルデザイン修了
芸文短大は少人数制のため、同じコースのクラスメイトや先生は勿論のこと、他分野の同級生とも気軽に意見交換をすることができる、クリエイターを目指す人にとってはとても良好な環境だと思います。好きなことを仕事にするのは想像以上に大変で、その過程でいつの間にか好きでなくなったり、挫折してしまう人も多くいるかと思います。夢を叶えられるのは先生でも環境でもなく自分だけなので、後悔のないよう今を大切にして欲しいです。まずは未来への第一歩となる受験に向けて、自分自身と向き合って頑張ってください。応援しています!
兵庫県教育委員会勤務
令和4年 専攻科造形専攻 美術修了
短大1年で油彩画、日本画、彫刻、ミクストメディアの4分野を学ぶことで自身に合う制作方法や興味のあるものを選択することができます。これは、自身の制作活動の選択の幅を広げるきっかけとなりました。また、学内ギャラリーを利用して展示を行い、開催される展示会や芸術活動に積極的に参加しました。そこで、他の作家の方のお話を聞き、様々な芸術の形を知ることで、いい刺激を得ることもできます。進路に関しては、先生方からの手厚いサポートのおかげで教員採用試験に合格することができました。目標を持ち、意欲的に活動すればとても充実した大学生活になるはずです。ひとつひとつの学びの機会を大切に、目標に向かって頑張ってください。