「大分の観光と文化」でミニシアター「シネマ5」の副支配人大西明美氏による講義を行いました
2016.08.26
国際総合学科の「大分の観光と文化」の授業では、地域で活躍する方々にお越しいただき、お話を伺う授業を行っています。
2016年度前期の授業(6月14日)では、大分市府内町にあるミニシアター「シネマ5」の副支配人大西明美氏をお招きして「大分のミニシアターと映画文化」についてお話いただきました。
『みなさん、シネマ5には行かれたことはありますか。』
大分市内で1年間に上映される作品はおよそ450本ですが、なんとそのうちおよそ3分の1以上がシネマ5で上映されています。それも商業的な映画ではなく、なかなか見る機会がない芸術性の高い映画作品が多数公開されています。
授業では、フランスの映画文化を代表するパリの有名な映画館「ル・バルザック座」の紹介があり、映像の中で支配人が述べる「映画館とは、喜びを分かち合うところ」という言葉、これはシネマ5の設立理念でもあるとのことです。
昨今は、スマートフォンやタブレットなどでも、気軽に映画を見られる便利な時代になりました。しかし、そんな時代だからこそ、若い人には、映画館の大きなスクリーンで、色々な人と一緒に映画を見るという特別な経験を楽しんでもらいたい。映画は、人の気持ちをなごませてくれたり、やさしくさせてくれたりするものです。シネマ5は、映画を通して、人生の楽しみや豊かさを感じ取れる、そんな場所でありたいとお話しいただきました。
学生の皆さん、大分市にいる間に、ぜひシネマ5に足を運んでみてください。