AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)関の江・冷川に参加しました
2015.06.11
アクアソーシャルフェスはトヨタと全国の地方新聞社、NPOなどが連携して実施する自然環境のイベントです。
6月6日(土)、ウミガメの来る関の江海岸・ほたるの出る冷川を清掃しました。本学学生50名以上が参加しました。別府市の冷川は温泉水が流れ込まないので水温がほたるの生育に適し多くのほたるがいました。水質の汚染・人家の増加などによって減少、地元の人々の手によって次第に回復しつつあります。清掃をお手伝い、ほたるについての講演を聴きました。この日は多くのほたるが飛びみんなで楽しみました。
<参加学生の感想>
◆蛍への探究心が芽生えた勉強会
情報コミュニケーション学科1年 日隈祐希
自宅の近所であり、地域のために清掃活動をしたいと思ったから。また、関の江で蛍が見られる機会があると思っていなかったため、蛍を見たいと思ったから参加した。関の江海岸の清掃。専門の方が刈ってくれた草を一箇所に運ぶ。海岸のごみ拾いなどをした。APUの学生のみなさんや、日本文理大学の学生のみなさん。国際総合学科の人たち。そしてこの活動を主催しているトヨタの方々、外国人の留学生などいろんな人と話せた。草を運ぶ作業をしているときに、虫がたくさんいて嫌だったが我慢して運んだ。蛍のオスとメスを見分けることが難しかったが、説明してくださったのを思い出してじっくり観察した。
府内学生エコフェスタの実行委員になっているので、この前シーグラスというきれいな石みたいなのが海岸に落ちていると知っていた。そこで探したところ関の江海岸でもシーグラスが落ちているのを見つけることが出来た。
蛍は世界に2000種類もいる。日本には47種類。大きさはオスよりもメスの方が大きい(卵を産むため)。卵から成虫になるまでおよそ一年かかる。成虫になってからは1、2週間の命。蛍の成虫は水を食べて(飲んで)生きる。蛍の名前の由来は「火垂る」からきている。蛍について、大分県で見られる種類など、もっと調べてみたいと思った。地域の海や川をきれいにして、蛍にとっても、人にとっても住みやすい環境を整えることが必要。蛍はきれいな川にしか生息しないので、蛍がいる川になれば、人も住みやすくなる。蛍について全く知らなかったけど、今日の勉強会のときに少し説明してもらっただけで、かなりの知識が増えたので、意外と記憶力がいいのかなと思った。さらに探究心もうまれてきたかなと思った。
◆2度目の参加、活動の重要性を実感
国際総合学科2年 匹田ちなみ
去年一年生の時に一度参加して、海岸を清掃して綺麗にした達成感と、初めてホタルをみたときのことが印象に残っていたから参加しました。主に海岸周辺の清掃とホタルの勉強会そして鑑賞という流れ。海岸周辺の清掃は去年と同じで一時間くらい黙々と草を集めたり、ゴミ拾いをしたりしました。その後、移動してホタルの勉強会をし、暗くなってからホタル鑑賞。
清掃するときは、去年より今年は少し風もあって過ごしやすい気候で良かったのですが、やはりホタルが出る夜は去年も寒かったのを覚えていたので長袖を着て参加しました。海岸の打ち上げられたゴミや、誰かが捨てたようなゴミが今も普通にあることが悲しかったです。こういった活動をする人たちがいるからこそ、気づいて拾って綺麗になるもので、こういった活動などがなければずっとそのままだと思うと、やはりこの活動はとても意味あるものだと考えさせられました。
ボランティアで清掃するのはいいことだけれど、いつかそういったことをしなくても綺麗な海岸、綺麗な街を築けたら幸いだと思いました。しかしそれも簡単なことではないので、私たちが積極的になるべきだと考えさせられました。そして、今年は一年生の参加が多くて活発な子が多くて頼もしいと思いました。去年参加していた分、どんな段取りでどんな感じだったかを把握していたのでテキパキ動けたと思います。