新任の教員を紹介(4)
2015.04.21
今年度、本学に4名の教員が着任しました。国際総合学科の大木正明准教授(英語)と許挺傑講師(中国語)、そして情報コミュニケーション学科の竹内裕二准教授(地域ビジネス)と野田佳邦講師(情報メディア)です。熱意あふれる教員を一人ずつ紹介します。最終回の4回目は特許審査官の経歴をもつ、情報コミュニケーション学科の野田佳邦講師です。
知的財産の知見活かす/
学生の発明の後押しも
―――情報コミュニケーション学科
野田佳邦講師(のだ・よしくに)
大分市出身。大阪大学大学院情報科学研究科コンピュータサイエンス専攻修了。修士(情報科学)。国家公務員Ⅰ種職員として特許庁に入庁。IT分野の特許審査を行う審査官として11年間在職しました。その間、修士(経営学)の取得、東京大学法学部聴講生なども経て、2012年に弁理士試験に合格。情報・知財・経営・法律の領域を専門としています。地域活性化のための知的財産活用法、ITと知的財産、情報モラル、知的財産教育等について考えていきたいと思っています。
単なる情報機器の操作だけではなく、情報とビジネスの関連性、他者の知的財産の尊重、法律等のルールの順守といった、社会人に求められる情報リテラシーを身に付けられるような講義を行いたいと思います。また、他学科も含めた学生有志を募りデザインパテントコンテストへ応募する企画や、知的財産をテーマとした講義、産学官連携における知財マネジメントなど、知的財産に関する知見を活かした幅広い活動を行っていきたいと考えています。