「OPAM誕生祭」での美術館コミュニケーション企画の学生提案
2014.12.09
11月24日、県立美術館竣工に合わせて、本学美術科専攻科ビジュアルデザインコースの1年生7名が造形研究の授業の中で取り組んだ「県立美術館開館に向けて如何に県民に訪れてもらうか」という企画提案を行いました。美術館のシンボル・コミュニケーションデザインを手掛けるデザイナーの工藤青石さんの指導の下に考案したものです。
当日は、竣工間もない県立美術館1階アトリウムを会場に、美術館見学に訪れた多くの方を相手に、学生たちが企画内容のプレゼンテーションを行いました。
◆7名の学生提案は、以下の多彩なものになりました。
①子どもが楽しめる塗り絵風Webサイト
実物は、こちらへ
②アニメーションを使ったプロモーション企画『おしえて、ぱむじい』
③キャラクター『OPAMちゃん』によるグッズと美術用語解説冊子POKKE
④アクセスとバリアフリーを配慮したマップ
⑤美術館により道したくなるシステムの提案「より道OPAM」(パンフレット・ICカード)
⑥「出会いと五感」5枚組ポスター(竹編みを素材に、五感を比喩的に3D表現)
⑦週末をOPAMで過ごすためのプラン「週末OPAM」(Webサイトとパンフレット)
学生のプレゼン後、内容を聞いていた新見美術館館長から批評をいただきました。「どのプレゼンも、よく調査し、目の付け所もよく、内容もよく仕上がっている。中には、すぐに美術館の宣伝用に採用したいものもある。」と評価いただき、今後の美術館PRに一役買うことが期待されます。
なお、学生たちの企画は、新美術館2階にパネル展示され、「OPAM誕生祭」期間中、美術館見学に訪れた多くの方々に見ていただきたきました。