「赤い羽根応援プロジェクト」デザイン発表・活動記者会見を行いました
2014.10.31
10月30日、県政記者室にて「赤い羽根応援プロジェクト」デザイン発表・活動記者会見を行いました。このプロジェクトは、共同募金会と本学がコラボして行っている活動で、ボールペンのデザインと販促活動を本学の学生が担当、1本200円のボールペンで募金を集めています。この活動は昨年も行っており、今回で2回目となります。
会見では、本学 酒井事務局長から「最近、赤い羽根共同募金は、募金離れや募金額の減少など、深刻な状況にあります。また、若い人の関心が薄くなっていることもあり、昨年よりこのような活動が始まりました。美術科でボールペンをデザインし、人文系の学生を中心にPR、募金活動を行っています」と経緯を説明。デザインを担当した専攻科 造形専攻の瀧本花梨さんが「赤い羽根なので、鳥をデザインに使おうと思いました。幅広い年齢層の人に使ってもらいたいと思った時、“可愛い”ものがいいと思ったので、このようなデザインにしました。私自身も、使いたいな、と思うボールペンに仕上がりました」と語りました。
PRを行う国際総合学科の和田眞歩さん、落合理沙さん、田村沙也香さんは、「活動するに当たり、共同募金会の方から赤い羽根共同募金について歴史や現状などを学びました。それらを理解した上で、PR活動を行っています。毎週木曜日に会議を開き、募金協力を得るための戦略を練ったり、ポップやチラシを作成しています。また、インターネットやfacebook(こちらをクリック)、「大分まちなかテレビ(※)」、ゲイタンが参加するイベント会場などに出て情報発信しています!」と活動内容を報告しました。
※「大分まちなかテレビ」:本学学生がU-STREAM配信を行う情報番組。2~3週間に1回ずつ、90分の番組を配信しています。次回放送は、11月2日(日)14時30分~、ustre.am/15wyEでご覧いただけます。
質疑応答では、活動に参加しての感想を問われ「赤い羽根募金のことは知っていたけど、参加する機会はありませんでした。この活動を知ったとき、いいきっかけだと思って参加しました。募金をすることで、みんながよりよい暮らしができるようになると思います。ぜひ、この輪を広めていきたいです」と意欲的な回答を寄せ、若い人たちの募金に対する反応については、「呼びかければ応えてくれるけど、自発的な人が少ない。自発的にやる人が増えたらいいなと思う」と、問題点にも触れました。また、目標を問われると「昨年を上回ればいいなと思います。現時点で、既に237本の協力が得られています。とてもいいペースなので、このままいくと上回れると思います!」と今後の活動に意欲的になっていました。
「赤い羽根応援プロジェクト」は、主要メンバーを中心に、ボランティアで多数の学生が参加しています。このようなボランティア活動は、本学では“サービスラーニング”という授業でも取り上げています。社会貢献をすることが単位に結びつくというのは、新しい取り組みでもあり、自主性・論理性・協調性のある“社会人力”の育成に役立っています。
このボールペン(1本200円)は、本学事務局窓口と『コトブキヤ文具駅南店』で募金として呼びかけています。ぜひ、ご協力をお願いします。なお、11月2日(日)、ホルトホール大分で開催される「文具フェスタ」で、PR活動を行います!みなさま、ぜひ遊びにいらしてください!
◆文具の日 文具フェスタ
日 時:11月2日(日)、3日(月・祝)10:00~
会 場:ホルトホール大分1F イベントブース
※ボールペン募金は両日とも実施、本学PR隊は2日(日)に活動します!
【赤い羽根応援プロジェクト 主要メンバー】
専攻科 造形専攻
瀧本花梨さん、德原佳乃子さん
美術科
村田澪矢さん、興梠華菜さん、松本智明さん、前畑侑紀さん、髙畑香奈さん
国際総合学科
和田眞歩さん、落合理沙さん、田村沙也香さん、武津春花さん
情報コミュニケーション学科
首藤遙香さん、寺次真紀さん