「大韓民国大邱広域市学生訪問団」が来学しました
2014.08.06
8月5日、「大韓民国大邱広域市学生訪問団」として、韓国大邱市にある『嶺南理工大学』の学生5名が来学し、本学 国際総合学科の学生らと交流を図りました。
これは、大分県の国際交流プラザが主体となり、韓国や中国からの訪問団を毎年受け入れているもので、生徒や学生たちと大分県民との交流を目的とした活動となっています。
まず、人文棟大講義室やメディア演習室、工房など学内を見学しました。学生たちは、交流会を前に早くも親交を深めているようで、楽しく談笑しながら施設内をまわっていました。
その後、交流会がスタート。本学 酒井事務局長は「いま、日本と韓国は難しい時代ですが、こういう時代だからこそ、若い人が交流し合うことが大切だと思います。ぜひ、生身のお互いを知り合って、交流を深めてください。本学では、昨年から専任の韓国の先生が来て、韓国語を教えてくれています。そのおかげで韓国語をしゃべれる学生がたくさん育っています。この機会に、お互いにお互いの言葉で話し、分かりあえたらうれしいです。短い時間ですが、この時を大切に過ごしてください」とあいさつし、訪問団代表の柳事務局長からは「こういった交流の時間を通じて、いい関係を作ってほしいと思います。このような場を設けていただき、ありがとうございます」と感謝の言葉をいただきました。
交流会では、国際総合学科2年の里谷真理子さんと川野祥子さんが韓国語で挨拶と学校紹介を行ってから、学生同士の意見交換会を行いました。ここでは、グループに分かれて会話をし、その後それらを発表する、という形をとりました。みなさん、趣味や好きな食べ物、好きな芸能人、スポーツといった若者らしい話題から、軍隊のことまで、とても盛り上がって話をしていました。学生たちは「韓国語を少しだけしゃべることができるので、いい勉強になりました。韓国の学生が、一生懸命日本語を使ってくれたのも嬉しかったです」「短い時間でしたが、いろんな話ができたのがよかったです。大邱に来る時はぜひ連絡してください。しっかりサポートします!」と感想を述べました。
最後に、国際総合学科 入野学科長が「こういう時、本当は「遠いところありがとう」というべきなのですが、先日、韓国に行って来て、韓国は本当に近いと感じました。歴史的にいろいろな事がありますが、本当に近い距離にあると思います。この近さを生かして、これからも交流していってほしいと思います。2つの国の溝を埋められるのは、若いあなたたちです。ぜひ、両国のかけ橋となってほしいと思います」と、学生たちに言葉を送りました。そして、お互いにお土産を交換し合い、記念撮影をして交流会は終了しました。
あっという間の時間でしたが、とても有意義な時間が過ごせたようでした。