２０１３年度 サービスラーニング活動報告

【清正公鶴崎二十三夜祭】
　毎年７月２３日に加藤清正を偲んで行われる鶴崎二十三夜祭。今年度も、芸文短大から有志で集まった約４０名のスタッフで活動を行いました。ステージ企画等、新しい取り組みがはじまったことにより、本番まで苦労することが多々ありましたが、自分たちの役割をしっかりと果たし、当日は大成功に終りました。地域の方たちからもあたたかい言葉をかけてもらうことが多く、私たちの活動が評価してもらえていることを感じました。これからもこのような活動が続いてほしいし、来年はさらにより良いものになっていることを期待したいです。

【竹田まちなか情報発信事業について】
　竹田市とは５年前から、サービスラーニングで深い交流を行ってきました。活動内容は、主に竹田のまちなかで行われるイベントの手伝いやボランティア活動、商店を取材してＦａｃｅｂｏｏｋやホームページで情報発信することです。例えば竹楽。竹灯篭の灯りでまちなかは幻想的な世界に包まれます。竹楽は里山保全の一環としても行われており、綺麗なだけではなく環境のことも考えたイベントです。私たちは竹灯篭を並べる手伝いをし、地元の方々の思いや活動を発信しました。これまでの活動で課題として挙げられるのは「幅広い世代の人と交流すること」です。これからはもっとまちなかの人達の声を聞き、年代の垣根を越えて活動を行っていくことが必要だと感じます。

【府内学生ECOフェスタ2013】
　私は、１年の時から府内学生エコフェスタに関わってきました。このイベントは、平成２２年から大分市役所環境対策課により、６月にエコキャンペーンイベントとして府内五番街で開催されています。今年は、私たちが実行委員長として行いました。準備は３月から始まり、商店街の方々との話し合いを重ね、市役所へ企画書を提出したり、警察へ道路利用許可を得たり、近隣のお店に協力をお願いしました。１年の時は、自分たちで考えるというより先輩方の指示で活動していましが、２年になり自分たちが主体となって動くことで、普段は経験することのない多くの事を学びました。街の活性化につながるよう、これからも、後輩から後輩へ、と続けていってほしいです。

【Ｏｕｒ ｖｏｌｕｎｔｅｅｒ ａｃｔｉｖｉｔｙ】
　私たちは、アメリカと大分でボランティア活動に参加しました。アメリカでは、ホームレスの方たちに食事や寝る場所を提供するボランティアのお手伝いをしました。最初はとても不安でしたが、ボランティアの方たちが優しくて不安は和らぎました。そしてホームレスの方たちも、想像していた印象とは全く違い、明るく元気で驚きました。大分では「大分国際車いすマラソン」に参加する外国人選手の通訳やお手伝いをする団体Ｃａｎ－ｄｏのお手伝いをしました。英語圏の選手だけではなく、色んな国の選手たちと関わる機会も多くありました。そこで、自分たちが全く話すことができなくても身振り手振りでコミュニケーションはとれることを実感しました。二つのボランティアを通して、ただ活動に参加して何かに貢献するのではなく、人との関わりで自分たちにとって大きなことを学びました。また、私たちは外国と関わるボランティアだけでなく、日本での活動についても目を向けて活動していきたいと思います。