「エコツーリズム論」で竹田市次倉地区の現地視察とツアープランニングの可能性調査を実施しました
2024.07.26
国際総合学科の「エコツーリズム論」(担当:堤講師)において、学生達に実際にエコツアーをプランニングしてもらうことを目的に、竹田市次倉地区の民家を訪れ、エコツアーのプランニングの可能性調査を行いました。
国際総合学科2年 馬場蘭さんは
「円形分水や白水ダムなど宮戸ならではのものを見て、その土地で暮らすための知恵や文化を体感することができました。観光資源としても十分に活用することができるなと感じました。」と話されていました。
国際総合学科2年 壹岐天愛さんは
「今回、鹿肉や猪肉を初めて食べました。そして、竹田で採れた野菜を食べました。このような体験は普段、なかなかできるものではないので十分エコツアーとしてプランに組み込むことができるのではと思いました。」と話されていました。
堤講師は「過疎化、限界集落、空家等の社会問題が叫ばれて久しい昨今、生活に必要な物全てを、自給自足で賄える環境が整っている事こそ、重要な資源であると考えます。講義内において、私たちが日常的に口にしている水や食の危険性、日本の食料自給率(種子の輸入も除く)の低さ等についても触れてきましたが、竹田市次倉地区では山から湧き出る豊富な水に加え、安心して食せる山の幸や農産物、くつろげる住空間の全てが揃っていました。前述した事を〝社会問題〟として捉えるのではなく、〝貴重な資源〟を提供できる〝チャンス〟と捉え、芸短竹田キャンパスも活用しながらエコツアーをプランニングしていくことができたら面白いと感じました。」
と話されていました。