国際総合学科の堤研究室が博多松囃子と博多どんたくの現地視察を実施しました
2024.05.17
5月3日(金)、国際総合学科の堤研究室(歴史観光学研究室)の2年生1名と1年生9名が、「大分市の観光資源には何が不足しているのか?」という課題に対して、ゼミ生で考察することを目的に、国指定無形民俗文化財である博多松囃子の現地視察と、博多どんたくの見物に訪れた観光客への聞き取り調査等を実施しました。
現在5月3日、4日の「博多どんたく」の中で行われている「松囃子・まつばやし」は、本来、小正月(旧正月15日)の行事で、新しい年に祝福をもたらす歳神を迎える民俗行事が芸能化したものです。かつては日本全国(大分市でも)で行われていた行事でしたが、現在は唯一、博多のみで行われています。
2年生の松島さんは「在学中にこのような現地視察は初めてで、大変貴重な経験になりました。参加している博多の地域の方の強い絆や繋がりを実際に肌で感じる事ができ、大分市の現状とも比較しながら考察をする良いきっかけになりました。」と話されていました。
1年生の藤井さんは「海外の方へ声をかける事は自分の英語力を相手に受け入れてもらえるか不安がありましたが、自分に自信を持って笑顔で話すことで会話ができました。楽しく学びのある時間になりました。」と話されていました。
堤講師は、今年度から本学に着任されています。
「学問は研究室や講義室の外にある」、「実践に基づく言葉は強い」という研究室のスローガンのもと、時間の許す限り学生達と現地に赴き、学生主体の実践的な学びを展開していく予定とのことです。