国際総合学科の学生が別府市竹細工伝統産業会館を訪ねました
2024.05.16
5月14日(火)、国際総合学科の秋庭研究室の2年生9名が、「別府市竹細工伝統産業会館」を訪問しました。
「別府竹細工」は、県内で唯一「伝統的工芸品」の指定を受けており、会館では、作品展示や伝統技術の継承を行っています。
今回の訪問では、展示室の見学の後、別府市役所の担当者からは別府竹細工の歴史と現状についての説明が、会館の館長からは会館の取り組みについての説明が行われました。
会館では現在、展覧会「次世代バンブーアート賞」が開催されています。
これは、海外のコレクターや専門家を中心に企画されたもので、「日本の竹工芸がこれから1000年先まで続くものになってほしい」という願いが込められています。
竹は、欧米にあまり分布がないこと、豊かな表現ができるといったことから、海外から注目されているそうです。
会館では、別府市にクルーズ船が寄港するようになったこともあり、海外からの来館者も増えているとのことでした。
学生たちは、訪問の最後に、竹鈴の製作を体験しました。
これから卒業研究のテーマを考えるうえで、今回の訪問がヒントになったのではないでしょうか。