「吹奏楽コンクール課題曲指揮・楽曲分析講座」を開催しました

　学校や音楽団体の指導者を対象とした「吹奏楽コンクール課題曲指揮・楽曲分析講座」を５月２１日（土）本学音楽ホールで開催しました。

　この指揮法講座は、吹奏楽コンクールの課題曲を題材に、実際に中学・高校吹奏楽の指導者が公開リハーサルを行い、音楽科の講師陣と共に現場で生じる様々な問題を考察する講座です。高校の教員や、吹奏楽顧問、高校の生徒など計30名が参加しました。

　松宮専任講師が作曲者からの視点で、４つの課題曲それぞれの楽曲について分析し、指揮受講希望者が指揮を行った後、指揮法担当の森口教授が指揮の取り方について実践を交えてレクチャーしました。

　当日は20名以上の高校生が参加し、生徒からは課題曲を演奏する中で自分がつまずきやすい部分や表現、楽器の演奏に関する相談など、積極的な質問が寄せられ、器楽を担当する清水教授や髙田准教授、短大生が、自身の演奏する楽器について、普段から気を付けていることや曲の中で意識していることなどを伝えました。

　約４時間に及ぶ講座はあっという間に終了し、とても有意義な時間となりました。 ご参加いただき、ありがとうございました。