「デジタルものづくり地域講座in佐伯」を開催しました
2014.02.19
2月14日、佐伯市立鶴谷中学校で「デジタルものづくり地域講座in佐伯~オリジナルステッカーを“ものづくり女子隊”といっしょにつくろう~」を開催しました。
この講座はファブラボ大分の地域版で、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所が、県内5地域で、デジタルものづくりの講座を開くものです。今回の佐伯が第1回目の開催となります。
前日の夕方からの大雪により、県内、ほとんどの交通機関がマヒする状況でしたが、大分→臼杵→津久見→佐伯と唯一の通行可能な海回りの道を通り、2時間半で佐伯市内に到着しました。鶴谷中学校(坂本校長)では、駐車場、玄関、会場に歓迎や横断幕などを用意し、教員の方々も設営を手伝っていただくなど、大歓迎を受けました。今回の講座では、佐伯市立鶴谷中学校の1年生の約30名が参加しました。
本学からは凍田教授、筆者高橋が、ハイパー研からは工藤主任研究員、稲葉主任研究員が参加しました。本学の学生サークル「ものづくり女子隊」も5名が参加予定でしたが、あいにく、交通機関が運休のため、佐伯出身の学生1名だけの参加となりました。
講座は、凍田教授のあいさつで始まり、ハイパー研の稲葉さんによる、FabLab(ファブラボ)の紹介がありました。ファブラボ自体がアメリカなど外国語圏から広まった為、説明の中に横文字や英単語が多く出てきましたが、生徒の皆さんは熱心にファブラボについてノートに書きとっていました。短時間の中でファブラボのロゴマークまで書き写していた生徒もいました。
次に、今回のメイン講座である「オリジナルステッカーづくり」実践講座を行いました。5人1グループに対し、各2台のPCと1台のカッティングマシン(iDecora)を使用した講座です。筆者高橋の説明の流れで、各グループ、皆で協力しあいながらオリジナルのシールを作りました。予定終了時刻になっても、生徒の皆さんには、楽しそうに、目を輝かせて「ものづくり」に熱中していました。
中学1年生は、これから「携帯電話」や「スマートフォン」「パソコン」などのデジタル機器に触れる機会が増える年齢です。今回の講座を契機に、「情報(もの)のクリエイト」力を身に着け、勉強にも生かして欲しいと思います。次回の地域講座は2月21日(金)、日田市立三和小学校を予定しています。天候に恵まれることを期待します。
記:情報メディア教育センター実習助手 高橋