サービスラーニングで「たけた食育ツーリズム研修」に行ってきました

2017.07.25

 

 本学では平成21年度より、「サービスラーニング」の一環で「たけた食育ツーリズム研修」を毎年7月に行っています。今年も竹田市農家民泊「きちょくれたけた」さんととうもろこしの生産組合「とうきびの郷すごう」さんのご協力のもと、29名の学生が参加しました。

 

 7月15日(土)、竹田市城下町にある「ギャラリーMYU↑」に集合し、「きちょくれたけた」のみなさんと顔合わせを行いました。昼食は各農家に分かれ、羽釜でご飯を炊いてカレー作りや、粉から生地を作り石窯でピザを焼いたり、うどん打ち、竹でマイ箸や箸置き作りといった様々な体験をさせていただきました。

 
 農家の方々に民泊の状況やそれぞれの自慢を聞き、本学情報コミュニケーション学科の学生が運営するホームページ「たけたみつけた」(http://cis.oita-pjc.ac.jp/taketa/)の民泊の紹介記事をリニューアルする予定です。

 
 翌16日早朝5時に竹田市菅生の卯野農場に集合し、とうきび(とうもろこし)早朝収穫体験を行いました。夜明け前の収穫が一番糖度が高くなり、その糖度はメロンを上回るそうです。早朝の畑で一番美味しいトウモロコシを味わい、貴重な体験をさせていただきました。

 現在、竹田市菅生は九州一のとうもろこし産地になっていますが、かつては阿蘇のとうもろこしとして出荷され、ブランド力がいま一歩というところでした。しかし、「とうきびフェスタ」を開催したり、本学の学生も協力して情報発信するなどして、徐々に名前が知られるようになってきました。大雨の被害などもありましたが、全国放送などで取り上げられ、この時期の生食のスイートコーンは話題を呼んでいます。


 収穫体験のあとは「道の駅すごう」で開催された「とうきびフェスタ」にて、各ブースでのとうきび販売や収穫コーナーのお手伝い、会場放送で芸文短大の取り組みの情報発信などを行いました。
 
 地元の小学生や大分大学の地域活動グループのみなさんと一緒に、とうきびフェスタを楽しみ、盛り上げました。

 

 



※サービスラーニングとは、学校で学んだことを地域で活かす、地域で活動することで学びの意義を確かめようとする、本学の特色ある教育プログラムです。本学では、情報コミュニケーション学科の専門教育科目として、他学科では共通教育科目として、毎年200名を超えるたくさんの学生が30時間以上の活動を行い、レポートを提出して、単位を修得しています。