「わが心の瀧 廉太郎 -第115回忌メモリアル・コンサート-」に本学教員が出演しました

2017.07.03

 

 6月29日(木)にホルトホール大分で開催された「わが心の瀧 廉太郎 -第115回忌メモリアル・コンサート-」に本学から宮本修名誉教授、愛甲久美教授、行天正恭准教授、林満理子専任講師、新見準平非常勤講師と、専攻科音楽専攻1年生の徳久葵さんが出演しました。



 
 コンサートが開催された6月29日は瀧廉太郎の115回目の命日で、歌と対談で23年間の生涯を偲びました。

 


 
 コンサートはまず行天准教授と新見非常勤講師による「箱根八里」のアカペラではじまり、次に愛甲教授と林専任講師による組歌「四季」より「花」が披露されました。組歌「四季」より「納涼」「月」「雪」と続き、情感豊かな歌声と美しい日本の四季に、会場の多くの人々は思いを馳せました。
 

 
 

 第二部は宮本名誉教授と可児敦彦氏による特別対談「意外・瀧廉太郎の“思い残し切符”」にて、瀧廉太郎が明治という時代の中でどのように音楽家として台頭していったのか、彼が日本の音楽の早期教育へ込めた思いなどを徹底討論。宮本名誉教授は瀧廉太郎が23年の生涯を終える間際に作曲したピアノ曲「憾(うらみ)」にまつわる考察を熱弁しました。

 

 

 
 人生は短し、芸術は長し。音楽に捧げた若き芸術家の23年を偲ぶ夕べとなりました。

 

 

                         ―プログラム―

              1.歌「箱根八里」           3.歌「秋の月」
              2.組歌「四季」            4.歌「荒磯」
                  「花」             5.ピアノ曲「憾」
                  「納涼」            6.歌「荒城の月」
                  「月」
                  「雪」