大分県議会議員による出前講座が行われました
2017.05.30
5月30日(火)、「地域社会特講Ⅰ」で大分県議会の吉岡美智子議員と堤栄三議員による「議員出前講座」が本学大講義室で行われました。
講座ではまず吉岡議員が国政と地方自治や、議会の役割と仕組みについて解説しました。本学のキャンパス整備も県の予算による事業であることなど、学生たちにとって身近な例を挙げながら説明していただきました。
次に堤議員が請願と陳情の違いや、県議会の広報活動について解説し、6月21日(水)に開催される「おんせん県議会若者DAY(大分県議会)」を紹介し、「ぜひ議会へ足を運んで若者の生の声を聞かせてほしい。」と学生たちに呼びかけました。
質疑応答では、学生の「今後どのように大分が発展して欲しいですか?」という質問に対し、吉岡議員は「女性が活躍する大分県にしたい。女性が働きやすい環境づくりのために、子育てや介護の支援をしていきたい。」と語り、堤議員は「若い人に活躍してほしい。正規雇用を増やし、雇用の改善をすることで若者の大分県への定住を促したい。そのためには予算についての徹底した議論が必要。」と語りました。
最後に、これまで投票に行ったことがある人は?と堤議員から問いかけがあったところ、約半数の学生の手が上がりました。少子化が進む中、若者の声が少しでも政治に反映されるよう、今回の講義が選挙へ参加するきっかけになることを期待します。