第87回新人演奏会に本学学生が出演しました

2017.05.14

 

 5月4日(木)、5日(金)に東京文化会館大ホールにて開催された、第87回新人演奏会に本学専攻科音楽専攻1年生の徳久葵さん(ピアノ)と、同じく専攻科音楽専攻修了の小渕真実さん(トランペット)、同じく専攻科音楽専攻修了で、現在本学の演奏員を務める姫野華奈さん(ピアノ伴奏)が出演しました。

 

    

      (左から徳久さん、小渕さん、姫野さん)

 

 この新人演奏会は読売新聞社の主催によるもので、有望な若手音楽家が楽壇デビューする演奏会です。
 
 今年は全国35の音楽大学・短期大学から優秀な成績を修め、大学から推薦を受けた98人の音楽家がその技量を披露しまた。
 

 

 本学を代表する3名は5月5日(木)に出演しました。まず演奏会序盤に徳久さんが登場。ショパン作曲 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22 変ホ長調より “華麗なる大ポロネーズ”(一部省略)を演奏しました。

 出演者の紹介と休憩をはさみ、後半に小渕さんが登場しました。小渕さんは現在、京都市立芸術大学大学院1年生です。姫野さんのピアノ伴奏のもと、ビッチュ作曲「ドメニコ・スカルラッティの主題による4つの変奏曲」を演奏しました。

 観客の皆さまは有望な若手音楽家のデビューをあたたかく見守りながら、そのフレッシュな演奏を楽しんだようです。

 80年を超える長い歴史をもつこの演奏会に、本学から3名もの音楽家が出演したことは大変光栄なことであります。先輩たちの輝かしい活躍に、後輩たちも刺激されたことでしょう。

 そんな今後の活躍も期待される出演者の皆さんから、演奏会出演にあたっての感想を寄せていただきましたので、どうぞご覧ください。

 この演奏会には、全国の音大、芸大の方々が出演されます。私たちと同じように音楽を勉強している人の演奏を聞くことはとても刺激になりました。また、楽屋や舞台裏は他の大学の方との交流もあり、普段出来ない経験ができました。本番は緊張しましたが、とても素晴らしいホールと、温かいお客様のおかげで気持ちよく弾くことができました。
 この貴重な舞台に推薦して下さった大学の先生方、ご協力頂いた学校関係者の皆様、お世話になった方々へ心から感謝しています。

                                     専攻科 音楽専攻1年 徳久葵
 演奏の直前まで芸文短大の代表ということでとても緊張していましたが、舞台に立つと会場はとても温かい雰囲気で、楽しく演奏する事ができました。聴きに来てくださった方々にも「いい演奏だったよ。」と声をかけて頂き、改めて東京文化会館という素晴らしいホールで自分の演奏ができたことをとても幸せに思いました。
 このような舞台に立たせて下さった皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

                   専攻科 音楽専攻修了 小渕真実(現京都市立芸術大学大学院在学)