国際総合学科 宮野講師が「新九州GTシンポジウム」で基調講演を行いました

2017.02.02

 「新九州グリーンツーリズム(GT)シンポジウムin大分・安心院」が、1月21日(土)、宇佐市安心院町の宇佐市地域交流ステーションで開催され、本学 国際総合学科 宮野幸岳 講師が基調講演を行いました。

 大分県、ならびに公益社団法人ツーリズムおおいた、NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会が主催(共催:ムラたび九州、NPO法人大分県グリーンツーリズム研究会/後援:宇佐市)したこのシンポジウムには、九州各地の行政職員や農村民泊に取り組む関係者ら約100人が参加されました。

 宮野講師は、国際総合学科の開講科目でもある「フィールドワーク実習」の中でグリーンツーリズムを取り上げ、学生達に農村体験や農泊体験の現地実習を通じて考える機会を作っています。

 今回のシンポジウムでは、こうした本学における取り組みを中心に『教育旅行の役割・連携・これから -GT発展と大学生-』の演題で講演し、グリーンツーリズムに取り組む各地において日本人大学生と留学生の誘致展開における具体的施策の提案を行うと共に、地域における人口減少や高齢化を見据えた地域活性化について話をしました。

 講演後の質疑応答の場面では、実際に農泊ビジネスに取り組んでいる事業者の方々やこれからこうしたビジネスに新規参入しようとする方から意欲的な質問もありました。宮野講師はこうした質問に対して、各種の事例紹介を行うとともに、地域らしさを活かした新しい発想で取り組むことの重要性を重ねて強調しました。

 『このようなシンポジウムは、実社会や実務家との貴重な接点でもあり、こうした活動を通じて「(社会の)生の声」を吸収し、大学キャンパスにおける様々な講義の内容の充実化を図っています。』と宮野講師は話しています。