サービスラーニングで「子どもキャンプ」に指導員として参加しました
2016.10.13
8月9日から12日の3泊4日で、NPO法人子ども劇場主催の「子どもキャンプ」に本学学生たちが参加しました。今年は、竹田の沢水キャンプ場で行われました。
子どもキャンプは、小学3年生から中学3年生のまでの子どもたちが保護者から離れて、キャンプ生活を行うものです。基本的に子どもたちの手で作るキャンプです。そのために、高校生から社会人までの青年たちが、子どもたちの見守り役として一緒にキャンプに参加します。テント生活、食事作り、キャンプファイヤーなど多くの体験をして、自然の中で思いっきり遊びます。異年齢の集団の中で、子どもたちは大きく成長していきます。
美術科、国際総合学科、情報コミュニケーション学科の6名の学生が、サービスラーニングの一環として参加しました。6月から始まったキャンプの準備会、そしてキャンプ当日、キャンプ後の反省会も含めて学生たちは、子どもたちや保護者の方、子ども劇場のスタッフの方、そして青年たちと、何度も何度も交流を重ねてきました。
一人ひとり違う子どもの個性に応じた対応、子どもたちの年齢による違い、コミュニケーションの仕方などについて、実践的に理解を深めることができたと思います。子どもたちだけでなく、学生にとっても非常に中身の濃い、充実した経験をすることができました。
以下、学生の感想です。
今回初めての子どもキャンプで、さらに多くの子ども達に青年として接するのは中学の体験学習の時以来でした。どういう態度で接すればいいか、探り探りで初めは子ども達と接していました。
しかし、子ども達の元気の前に距離を測る余裕などはなく、すぐに体当たりで子ども達と文字通りぶつかるように遊び始め、いつの間にか仲良くなっていました。
自分が大人になったという実感と、子どもの頃の楽しく遊ぶ気持ち、その両方を感じることができた貴重な体験でした。
情報コミュニケーション学科2年 相澤 大星
子どもキャンプに参加したおかげで子ども達だけでなく、指導員の方々とも触れ合い、コミュニケーション能力が向上し、新たな自分の一面を発見することができました。非常に良い経験となったので来年も参加したいです。
情報コミュニケーション学科1年 林 紗也佳