アクアソーシャルフェス関の江・冷川に参加しました
2016.06.22
アクアソーシャルフェス(AQUA SOCIAL FES!!)とは、海や川をきれいにしたり、水辺の自然を守ったり、みんなと一緒に次の明るい未来をつくる参加型アクションプログラムです。トヨタと全国の地方新聞社などが連携して実施しています。
梅雨入りしたばかりの大分県。6月5日(日)曇り空の下で、今回で5回目の開催となる「関の江海岸・冷川」での清掃活動を行いました。
別府市の北の玄関口に位置する関の江海岸には、ハマゴウやコウボウムギなど珍しい海浜植物の群落があり、昔はウミガメも産卵にやってきました。また、別府市亀川地区の冷川は、温泉が流れ込まない市内では珍しい清流で、かつてはホタルが飛び交っていました。
ウミガメの来る関の江海岸、ホタルの飛び交う冷川を取り戻すため、元関取・琴別府さんや地元の町おこしグループ「龜(かめ)カメ倶楽部」のメンバーに手ほどきを受けながら、大学生や地域の方ら約80人が駆け付け、まずは草刈り、そしてゴミ拾いも行い、張り切って清掃をしました。
清掃後、地元の婦人部の方々が、ちゃんこ鍋を振る舞ってくれ、美味しくいただきました。
ちゃんこ鍋を食べた後は、ホタルについての勉強会に参加し、最後はお楽しみのホタル鑑賞会。周りが暗くなると、川べりに1つ2つとほのかなホタルの光が辺りを包み、小雨の中でしたが、この日も300匹あまりのホタルに出会うことができました。
公害と光害のないきれいな川を、コンクリートに覆われない自然な環境を、未来の子どもたちのためにも残したいと思いました。