大分交響楽団ファミリーコンサートに本学教員らが出演しました
2014.07.02
6月22日、大分交響楽団2014ファミリーコンサート「魔法とファンタジー」がiichiko総合文化センター グランシアタで行われ、本学音楽科 森口真司准教授(指揮)、愛甲久美准教授(歌劇「ヘンゼルとグレーテル」魔女役)、本学卒業生 大野明美さん(同歌劇ヘンゼル役)、本学非常勤講師 清家麻衣さん(同歌劇グレーテル役)が出演しました。
前半は、森口准教授の指揮によるオーケストラ演奏で、魔法をテーマにした管弦楽曲を3曲演奏しました。当日会場は、ファミリーコンサートということで、子ども連れが多く、親子で一緒にコンサートを楽しんでいる様子があちこちで見られました。森口准教授は、曲の合間には、子どもたちにもわかるように曲目解説を加えながら進め、「あなたも指揮者コーナー」では、くじ引きで選ばれた5歳ほどの小さな子ども相手に、苦戦しながら指揮の指導も行っていました。指揮をする小さな子どもの真剣な姿とほほ笑ましい仕草に会場はあたたかい拍手で包まれました。
後半は、歌劇「ヘンゼルとグレーテル」を朗読で物語を進めながら、歌手たちは衣装を身に付け、演技を交えて演奏しました。お馴染みのお菓子の家での魔女とヘンデル・グレーテルのやり取りには、聴衆も引き込まれてしまいました。特に、魔女役の愛甲准教授の演奏は、悪役ぶりも見事で、歌声も素晴らしく、会場から大きな拍手をいただいていました。
次回の大分交響楽団定期演奏会(11月24日(月・振)iichiko総合文化センター グランシアタにて開催)も森口准教授が指揮を行い、ピアノで本学の宮添(杉目)奈央子講師が出演する予定です。みなさま、ぜひご来場ください。
【プログラム:6月22日】
・歌劇「魔笛」序曲/W.A.モーツァルト
・交響詩「はげ山の一夜」/M.P.ムソルグスキー(R.コルサコフ編)
・魔法使いの弟子/P.デュカス
・歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より/E.フンパーディンク