パーカッショングループ ミレニアム17thコンサートを開催しました
2015.12.28
本学音楽科の打楽器専攻学生による「パーカッショングループ ミレニアム17thコンサート」を12月18日(金)、iichiko総合文化センター音の泉ホールで開催しました。
開演に先立ち、ロビーで水の入ったワイングラスと「ドレミパイプ」を使ったミニコンサートも開かれ、観客はワクワクした気持ちで公演に臨みました。
第1部は海神(濱口大弥)、Sculpture 3(Rüdiger Pawassar)、STRUCTURE SET(Alex Orfaly)、風の荒野(竹藤敏)を、第2部では美星の降る夜に・・・第二章(片岡寛晶)、ガイーヌ第1,2,5,6楽章(A.Khachaturian 編曲:菅原淳)、祈りの光 一つの思いⅠ(山澤洋之)、異国への船出(大竹隆文)を披露しました。さまざまな楽器と勇壮であったり繊細であったりする巧みな演奏に会場は大きな拍手と熱気に包まれました。
舞台セッティングの合間、松倉利之教授が曲を解説しました。そして、楽器についても、既製のものから手作りのものまで説明がありました。1曲目の「海神」で波の音を出していた楽器は、タンバリンの中に釣り用の小さい重りを入れて作ったそうです。本学近くのHIヒロセで購入して作った(!!)、身近にあるけれど新たな楽器です。他にも、ドラやティンパニーをスーパーボールでなぞって必要な音を出したことなども。解説を聞き、曲を聴き、また解説を聞くとより一層作品世界が楽しくなる演出でした。
アンコールでは葉加瀬太郎の「情熱大陸」を披露。終わりには観客の大歓声がわき上がりました。
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「パーカッショングループ ミレニアムコンサート」は、1999年の“ミレニアム”設立時から第8回までは福田隆先生(元:本学教授・現:国立音楽大学教授)が、第9回からは松倉教授が指導を行い、メンバーが一丸となって練習に励んでいます。次回、18thコンサートは2016年12月10日(土)を予定しています。