ごみゼロおおいた「エコライフフェア」で「誘導ガーランドづくり」や「願い事書き」
2015.12.08
11月21日(土)にJR大分駅南口前にある芝生公園において、「ごみゼロおおいた!エコライフフェア」が開催されました。このイベントは、大分県が主催した催し物です。ここには、県内で環境に関する活動をしている各種11団体が一同に会し、お互いの活動を紹介するものです。
本学は、12月13日(日)からJR大分駅北口側(赤レンガ館やトキハデパートの国道挟んで反対側を会場)で、誘導ガーランド展を開催するためのパーツづくりを市民の方々にお手伝いしてもらいました。
このガーランドとは、ヨーロッパのクリスマス時に各家庭で家の中にある材料を使用して旗(日本でのイメージとしては、運動会などでよく見かける「万国旗」)を作ります。その文化が、近年日本にも上陸し、若いお母さんたちの間でブームになっています。
本学は、いらなくなった衣類を集め、それを材料としたリサイクルガーランドに挑戦しています。そのお手伝いを皆さんにしてもらいました。手芸好きな主婦の方々が、自然と集まり、裁縫慣れしない学生たちの見本として、自分の子どもに教えるように指導していました。なんだか、どちらが主催者かわからない場面もありましたが、これも消えかけようとしている地域のネットワークが未だ健在していることの証だと感じる瞬間でもありました。
また、その一方で、小さなお子さんから年長者までが参加できる仕組みとして、サンタさんに「あなたの想いや願い事」を届けてもらおう!という企画をしました。これは、7月の七夕と神社仏閣で日頃行われている「おみくじ」をくくりつける行為を足し合わせたものです。つまり、荷札に自分の想いや願いを書いて、主催者側で設定した場所にくくりつけてもらうのです。当日は、多くの方々が来られ、それぞれに荷札の方へ書いていきました。大人は、子どもに帰ったように、子どもは近々やってくるクリスマスに向け自分の欲しいプレゼントをサンタさんに書いていたようです。ここで書いてもらった荷札も、前述した誘導ガーランド展で特設会場を設けて、当日参加大歓迎の取組みを行います。
最後にお伝えしなければならないことは、ごみゼロおおいた「エコライフフェア」の中で最も重要な行事:ゴミ拾い大会が行われ、その行事に本学学生が5人参加しました。この取組みは、1時間でゴミをどのくらい拾ったのか(重量)を競い合うものです。本学学生も、各人一生懸命にゴミを拾ったのですが、その力及ばず、入賞することは出来ませんでした。
このように本学にとって、充実した一日となりました。この行事を通じて、これまで知りえることのできなかった方々との出会いがあり、今後の活動においての広がりを感じさせるものでした。本学は、12月13日からの誘導ガーランド展に向け、準備を進めていきます。視聴者のみなさん、どうか観覧をしに街に来てもらいえるとうれしく思います。