九州知事会 意見交換会で演奏会を行いました

2014.06.09

 

 6月2日、九州知事会が別府市で開催され、その意見交換会でのアトラクションとして、本学音楽科学生・卒業生で構成された「ストリング・アンサンブル」の演奏を聴いていただきました。

  山口県を含む九州9県知事が一堂に顔をそろえる九州知事会の場で、ストリングスの爽やかな響きが彩を添えました。今回の「ストリング・アンサンブル」は、広瀬大分県知事のお声掛かりもあり、九州各県出身者で構成された特別編成となりました。大分2、福岡3、佐賀1、熊本1、宮崎2、鹿児島2名という編成です。現在、音楽科全体の在学生のうち、7割が県外生であり、このうち8割が九州各県出身の学生で占めています。

 各県知事入場時に、「パッヘルベルのカノン」でお迎えした後は、以下のプログラムを演奏しました。
1 アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章  
/モーツァルト作曲
2 愛のあいさつ
/エルガー作曲
3 シンコペーテッド・クロック  
/ルロイ・アンダーソン作曲

4 荒城の月
/瀧 廉太郎作曲
5 花
/瀧 廉太郎作曲
6 長崎メドレー(次回開催県に寄せて)
/島原の子守歌~でんでらりゅう~ある晴れた日に
(オペラ「蝶々夫人」から)

  司会と指揮は、このアンサンブルの指導者でもある本学音楽科 川瀬麻由美教授が務めました。途中の曲間では、学生たちがそれぞれ出身県のお国言葉で自己紹介したり、楽器紹介の中で、今回出身者がいない山口県向けに童謡「ぞうさん」(作詞者のまど みちおが山口県出身)、沖縄県向けに「安里屋ユンタ」を演奏したりと工夫されていました。また、「シンコペーテッド・クロック」では、小物打楽器のカウベルや時計の刻み音にウッドブロック、更に目覚まし時計やスライドホイッスルまで登場し、大きな拍手をいただきました。

 演奏後には、関係知事がそれぞれ出身県の学生の元に寄っていただき、懇談と記念撮影となり、学生を励ましていただきました。中には知事自ら楽器を演奏されることを披露される方もいて、大変興味を持って聴いて楽しんでいただいたことが伺えました。続く意見交換会でも、気分よく盛り上がったときいています。