「牛乳パックを活用したステンドグラス風アート」展示作品の一つが完成しました
2015.09.18
情報コミュニケーション学科・地域ビジネスコースの竹内ゼミでは12月に卒業研究の一環として、中心市街地に「市民参加による巨大モザイクアート」を展示します。巨大モザイクアート作成を市民の皆様にご協力頂くことで、様々な交流の場を作り、また展示することで中心市街地のにぎわい創出をはかる取り組みです。作品はにぎわいづくりの脇役としての作品です。この活動は芸短フェスタ2015イベントの一つでもあります。
その展示を彩る一作品が9月1日(火)、ゼミ生の奮闘により完成しました。ミュシャの『ウェイヴァリーの自転車』がモチーフです。原画の「WAVERLEY」の文字部分を「OPCOAAC」(OITA PREFECTURAL COLLEGE OF ARTS AND CULTURE=本学英語表記)にアレンジした、大学愛のあふれる仕上がりとなっています。
ゼミリーダーの山村葵さん(2年)は「テーマは『美』です。4月から制作を始めてようやく完成しました。絵を決めることからスタートし、素材となる牛乳パック収集のお願いから、カッティングや色付け(セロハン貼り)、額入れなどまで、ゼミのみんなで作業を進めました。最初は何をしていいかが分からなかったので、団結できず大変でした。やるべきことがわかってからは、みんなテキパキと動いて作り上げることができたので嬉しかったです。額入れ前に、人文棟のエレベーターホールにステンドグラスのように展示した時、通りがかった学生が『すごいね!』と声をかけてくれました。本当にやってよかったと思いました」と振り返りました。ゼミの後藤かなえさん(2年)は「色付けが大変でした。牛乳パックに絵を描いて、切るところまではいいのですが、色セロハンは裏側に貼るので難しかったです」と作業について語りました。
ゼミでは12月の「市民参加による巨大モザイクアート」展示に向け、いよいよ巨大モザイクアート制作に取りかかります。次のモチーフは、ルノアールの「ピアノを弾く少女」です。
山村さんは「間に合うことを第一に、計画的にいきたいです。作る以上はベストな形で展示できるよう努力します」と、後藤さんは「前の作品はリーダーに頼りっきりでしたので、次は積極的にみんなで進めます」と意欲を表しました。
なお、竹内ゼミでは、この巨大モザイクアートの作成のお手伝いをしてくださる市民の方々を募集しております。台紙(A4用紙一枚)に色紙を(指定されたところへ)貼るだけの作業(ご自宅でできる作業)です。ぜひご参加ください。
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