日出の川崎小学校で地域巡回演奏会を開催しました
2015.09.11
日出町立川崎小学校で9月10日(木)、地域巡回演奏会を開催しました。本学音楽科学生ら39名が全校児童、教員、地域住民ら約400名を前に、オペラハイライト・ピアノソロ・打楽器アンサンブル・金管5重奏・女声合唱を披露しました。
地域巡回演奏会は県民の方々や小・中学生にクラシック音楽の素晴らしさを伝え、大学と県民の交流を深めるとともに、地域文化の向上に役立つことを目的として昭和61年から始まりました。
演奏会はオペラハイライトからスタート。歌劇『ヘンゼルとグレーテル』の“踊りましょうよ”では元気あふれる歌声と演技で児童を惹き付けました。ピアノソロはパガニーニによる大練習曲より第3番嬰ト短調『ラ・カンパネラ』(リスト)を巧みに演奏。身近にあるものを楽器にした打楽器アンサンブルではバケツが太鼓に変身。パワフルなリズムを刻み、素早いスティック使いも披露しました。金管5重奏では「となりのトトロ」「小さな世界」を2つのトランペット、ホルン、トロンボーン、チューバで演奏。なじみのある曲目に児童は身を乗り出して聴き入りました。女声合唱では大分県にゆかりの瀧廉太郎の「花」、「荒城の月」そして、夏の思い出(中田喜直)を披露して演奏会に彩りを加えました。
最後に「みんなで歌いましょう」と呼び掛け、ビリーブ(杉本竜一)を児童たちと一緒に歌いました。すぐ目の前で生の演奏会を体感した児童たちは、大きな声でしっかりと歌い上げました。
児童たちから「とても上手な演奏をありがとうございます。みなさんのように歌ったらきれいにビリーブを歌うことができました」とお礼の言葉を頂きました。学生にとっては音楽家として聴いてもらう楽しさや難しさなどを実感する場になりました。
次回は9月11日(金)、国東市立国東中学校で開催します。