新任教員を紹介

2015.09.08

 本学国際総合学科に9月から教員が1名着任しました。現代日本論、日本の文化と社会、文章表現などを担当する長福香菜(ちょうふく・かな)講師です。その意気込みを紹介します。


◇ 国際的な人材育成へ「まず自国を知ることが大切」

 9月より国際総合学科に着任いたしました長福香菜と申します。日本文学や日本文化、文章表現関連の科目を担当いたします。専門は近世から近代にかけての日本文学で、和歌文学を研究対象としています。鹿児島県出身ですが、この8月まで3年間山陰の高専に勤め、その前は広島にいましたので、久しぶりに九州に戻ってまいりました。芸文短大との出会いを大変うれしく思うと同時に、この縁を大切にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 本学科で掲げる目標「国際的に活躍できる人材の育成」のためには、まず自国を知ることだと考えています。日本文学を通して、自国の社会や文化、風俗習慣、そしてものの考え方や感じ方を歴史的に捉えることによって今を知り、そしてその認識は世界へ視野を広げるとともに、他国を理解することに繋がっていくはずです。併せて、私たちが送る社会生活の根幹を成す言葉(日本語)を重視し、様々な言語活動を通して、的確に把握する力と論理的に表現する力を養い、コミュニケーション力の向上を目指していきたいと思います。