上野の森の会森林清掃作業と餅つきしました

2015.02.06

 

 「上野の森の会」では、毎週第4日曜に、大分市上野の森をきれいにする活動を行っています。

 今回は、本学学生12名と本学に入学予定の高校生2名、卒業生までが参加。落ち葉がたまった側溝や森の小径の清掃を行いました。

 そして、森林ボランティアのみなさん、自然観察会のみなさんも一緒になって、餅つきをしました。つきたての餅をそのままいただいたり、草でバッタをつくることを習ったり、森についていろんな話を聞き、充実した時間を過ごしました。

 

以下は、参加した学生の感想です。

 

 上野の森の会に参加してみたい、と思っていましたが、なかなか予定が合わず参加できませんでした。今回は予定があったので参加しました。落ち葉集めをしました。階段にたまっている落ち葉を集めました。学生はもちろんですが、いつも清掃をしている大人の方たちがいました。今までの上野の森を綺麗にする取り組みを話してくれたりしました。予想以上に落ち葉が溜まっていたことです。階段は長く終わるのだろうかと思いました。それぞれ、やる範囲をきっちりと行ったことで、早く且つ綺麗にすることができました。
 上野の森について授業などで聞いていたので、昔の上野の森と比較しながら活動しました。森は人がきちんと手入れしないと荒れ果てたり、ゴミが捨てられて大変なことになるということです。もっと上野の森や森の事について知りたいと思いました。清掃などを通じてたくさんの人と関わることができ、また綺麗にすることができると言うことです。ボランティアなどで森ができあがっていると言うことです。
 自然などあまり興味を持っていませんでしたが、上野の森で落ち葉やどんぐりなどを見た時、なんとなく心が落ち着きました。自然について興味がわきました。また、清掃をしたことで達成感も得られました。

情報コミュニケーション学科1年 吉野内夏海

 

 学校の講義で上野の森の会の紹介があり、大分上野の森の会を守っている人たちの活動を見てみたいと思ったから。また大分市は森が放置されているという現状を知っていたので私も地域にある上野の森から保全していきたいと思ったから参加した。
 実際に上野の森の整備を行った。上野の森の下に降りて側溝に溜まった落ち葉を取ったり階段に溜まった落ち葉をほうきではいたりした。落ち葉の量は思っていたより多く大変だった。掃除の後は地域の方が振る舞ってくれたお餅を食べた。大分上野の森の会のボランティアの方と話すのは初めてだったが、とても親切で話しやすかった。みんなが食べた後の皿を洗ったりした。大分上野の森の会を中心的なメンバーとしてやっている地域の方と出会い、上野の森についての会話をした。上野の森は、倒れそうな樹がたくさんあるので危ないということ。また上野の森の会はボランティアの人が少ないので、続けていけるかどうかも危うかったのだが、今回の上野の森の会では、多くの学生が来てくれてうれしかったと言ってくださった。これからも上野の森を守ってほしいと言ってくれたので、どのような活動を行っているのか聞いた。
 今回は、初めての参加だったので何をしたらいいのか分からなかったが地域の方に積極的に聞くことで解決することができた。日頃から地域に根差した活動を大学の講義でも行っているので、講義で学んだことを役立てた。例えば上野の森の会は地域のボランティアの方が中心的に運営しているということを耳にしていたので、上野の森の会のボランティアをなぜしているのか積極的に聞こうとした。そして地域の方と積極的にコミュニケーションを図った。誰かがしなくてはならないことであるのは分かっているがなかなか踏み出せない人が多いと思う。やはり地域の方の支えがあるからこそ成り立つものだと実感した。また地域のボランティアの方の行っている活動を調べてみたい。地元大分市の森を守りたいという方の有志によって成り立っているということ。また地域のボランティアの方は地元を愛し、地元に還元したいと思っているのだ。大分市の森は放置されているものも多くありそれを活用しようとする方々の熱意が多くあった。
 私はあまり積極的に活動をするタイプではなかったが、今回の活動を通して積極的に地域の方と触れ合うことができたと思う。

情報コミュニケーション学科1年 星野里緒菜

 

 上野に住んでいるのに、上野の森を知らなかったので知りたいと思ったのと、大分の人たちともっとふれあってみたいと思ったから参加しました。
 始めに落ち葉を端っこによける作業をしました。排水溝にもたくさん詰まっていたので、排水溝の大きな鉄の蓋をよけて、中に積もった落ち葉の塊を取り出しました。その後は、餅つき大会。使った茶碗を洗ったり、拭いたりしました。上野の森の会に携わっているおじさん方、おばさん方、それからボランティアの方々とふれあい、草でバッタを創るつくりかたや、上野の森についてのお話。特に、児玉さんとは、家にお招きいただき、この前行われた「アートスネイクギネス挑戦」のはじまりから、それに関わった人のお話や人生についてなどのお話を聴かせていただきました。「これ、手伝ったほうがいいかな?」と思うことがあり、結局どうしたらいいかわからなくてそのままにしておくことがあったので難しいなと思いました。というのも、茶碗を洗うのは手伝えたのですが、茶碗拭きがひとつしかなくて、その茶碗拭きはもう一人のボランティアの人がされていて、それを「私がやります。」と途中からいうのもどうかなと。アナウンス講座で習った「笑顔で話す」ことと、ピアヘルパーで習った話をする時の技術をうまく使って、サービスラーニングに参加することができたのではないかと思います。
 上野の森の歴史や、上野の森に生息している動物、昆虫、また森は季節季節で違う顔を見せるとおもうので、その時々で写真などを撮ったら面白いのではないかと思いました。そして活気がなくなった土地をどのようにすれば、また活気のある土地にできるのか考え方を学んでいきたいと思いました。ひとりの「ニーズ」は、みんなの「ニーズ」だということです。もともと「ニーズ」という言葉自体、幅広い人が求める意味だとは思うのですが・・・。一人の人が「あ、これいいな。」「これやってみたら面白いかも。」というのを思うだけで放っておくだけでなく実際に形にしたり、イベントを企画してみないとわからないこともわからないし、実るものも実らないのだなということが分かりました。
 躊躇してできなかった事、話せなかったことが少しあったので、そこが今の自分の欠点だなと思いつつ、逆に人の話はだれよりも深く聞き入ることができていたと思うのでよかったと思いました。

情報コミュニケーション学科1年 田崎亜実