佐伯市で本学学生らが「カフェレストラン」を開設しました!

2014.04.21

 

 佐伯市在住の大学生たちが4月5日、6日の両日、「佐伯春まつり」に合わせて、同市仲町商店街で「学生カフェレストラン」を開設しました。これは、本学情報コミュニケーション学科2年の安部佑哉さんが代表を務める学生団体「好きっちゃSaikiプロジェクト」の主催です。2日間で7万円を超える売り上げがあり、西嶋泰義 佐伯市長も来店するなど、大いに注目されました。

 代表を務めた安部さんによると「反省点もたくさんあった」そうで、「先払いが原則なのに、後払いになることもあり、店舗運営の段取りが不十分。スタッフひとりひとりに適切な役割分担を与えていなかったために、特に初日は動きがバタバタした。特に15分近くも、お待たせしたお客様がいたのは痛恨のミスだった。」とのことでした。

 
 

このプロジェクトは昨年8月、中学時代の友人同士で「何かおもしろいことしてみない?」と誘い合わせたのが、始まりでした。人手、距離、コスト・・。課題の山でした。地元のパン屋さんは、オリジナルのパンを作ってくれ、2個で120円するパンを60円で提供してくれました。調理の人手が足りないときには、焼き肉店の店長代理を務める青年が名乗りをあげてくれました。本学の学生15名は、往復2500円の電車代を自分で払い、駆けつけてくれました。

 レストランでは、学生たちの手で佐伯産品をPRしようと、若鳥の塩糀焼きやサラダなど地元の素材を使った弁当132個を販売。本学のほか、九州大や大分大、県立農業大学校、熊本学園大など、佐伯出身の学生が主体となり、本学からの応援学生を含めた30名を超える学生たちで運営しました。2日間の来客数は193名にものぼりました。

 お客さんは家族連れ、中学生グループ、お年寄りなど、下は2歳から上は80歳まで、老若男女の活気が入り混じり大盛況でした。

 安部さんは「小さな小さな1歩だが、この1歩を大切に次に繋げたい」と話しています。