「おおいたギネスに挑戦!アートスネーク制作公開ワークショップ」を行いました

2014.08.23

 

 大分県の“真竹生産日本一”を生かしてギネスに挑戦しよう! と始まった「おおいたギネスに挑戦アートスネークプロジェクト」。大分県内の美術館・大学短大・美術教育団体・美術関係団体などを中心に、県民総参加のワークショップで世界最長のフェスティバルスネークを竹と紙でつくり、ギネス記録に挑戦しようというものです。これまで大分県立芸術会館・ガレリア竹町など、県内のさまざまな場所で制作ワークショップに取り組んできました。

 8月6日、本学 人文棟エレベーターホールにて「アートスネーク制作ワークショップ」を行いました。午前中、胴体の竹骨組み作りを行い、午後は一般の方々や愛光保育園学童保育の小学生みなさんが参加して、胴体に紙を貼ってハート型の鱗や模様をはって、胴体部を完成させました。昼食は、収穫のお手伝いをさせていただいた大分市野津原岩下地区のクチナシの実を使ったパエリアを羽釜で炊いてみんなでいただきました。夏休み期間中とあって日頃静かな学内も、この日は子どもたちの元気な声が響いていました。

 芸短フェスタ期間中の10月11日(土)・25日(土)にも、この「おおいたギネスに挑戦!アートスネーク制作公開ワークショップ」を実施します。ぜひご参加ください。

 

 
以下は参加した学生の感想です。
 アートスネーク作成のために竹を使ったパーツを作った。竹を工芸する方にアートスネークの作成の仕方を教えて貰った。竹を曲げる過程で上手くいかなかったが、適切な指示を受けコツをつかんだ。人とコミュニケーションをとることが役に立った。皆で協力すれば、ギネス記録にすら挑戦もできる事がすごいと思った。どのような基準でギネス認定されるのか学びたい。竹で制作することで、多くの人の注目を集め影響を与える事が社会的にも有意義だと思った。積極的にコミュニケーションをとることができて良かったと思う。困難に対しても協力して解決できることを身をもって学んだことは良い収穫になったと思う。
情報コミュニケーション学科2年 皆見俊貴
 
 竹を使い、地域の活性化に繋げていく話を聞き、興味を持った。ギネスに挑戦が楽しそうだったから参加した。細く切った竹を輪っかにして、長い竹と組み合わせ、筒状にし、ヘビの胴体部分を作成。両端を固定するためにくくりつける凧糸を切ること。周りに白い紙を貼り付ける作業。後片付けなどを行った。この活動の関係者の人と話ができた。竹を使って鉛筆などを作って販売している話、47年間も竹を切り続け管理、処理をしている話を聞いた。竹を曲げる作業に手間取ったため、足を使いながら、友達と協力しながら曲げた。小さなことからコツコツ始め、自分から活動・努力することにより、達成感や成果が得られることを改めて学んだ。世の中がどんどん便利になり、住民との関わりが希薄化する中、身近なものを使い、周りとコミュニケーションをとり、関係を深めていくことが大切ということ。
 今後の活動での自分の課題は、もっと自分に出来ることを探し、積極的に行動すること。あと笑顔だと思った。
情報コミュニケーション学科1年 表美華
 
 
おおいたギネスに挑戦!アートスネーク制作公開ワークショップ
  • 日 時:10月11日(土)、25日(土)10:00~16:00
  • 会 場:本学 人文棟1Fエレベーターホール
  • 参加費:無料