【芸短フェスタ】「寒くならないホラー」展を開催しました

　12月4日（水）〜10日（火）、芸短ギャラリーにてアートマネジメント学生が企画した「寒くならないホラー」展を開催しました。
　本展では、「他人にはまったく恐くないけれど、自分にとってはなんとなく怖い」というエピソードを学生たちから募集し、それをイラストや写真パネルで紹介しました。

　集まったエピソードには「鯉のぼりの目が怖い」、「色褪せたキャラクター」、「弁当の輪ゴム」といった、思わず「わかる、わかる」と共感したくなるようなものがたくさん並びました。来場者の方々もうなずきながら、じっくりと鑑賞する姿が印象的でした。

　会場内には「あなたの恐怖ルーム」と題したスペースを設け、「私はこれが怖い」というテーマで来場者の皆さんから自由にエピソードを投稿していただきました。その結果、多様な「怖い」が集まり、展示室が一層賑やかになりました。

　さらに、会期中には演劇サークルの協力を得て「イマーシブ展示（没入型展示）」を行いました。この展示では、寄せられたエピソードを劇形式で再現し、まるでその瞬間に立ち会っているような体験をしてもらいました。パネル展示とは異なるアプローチで、「なんとなく怖い」の世界を感じてもらえたのではないかと思います。

　今回の展示を通じて、ご来場いただいた皆様、エピソードをご提供くださった皆様、イマーシブ展示に協力いただいた演劇サークルの皆様、そしてギャラリー関係者の皆様に心より感謝申し上げます。