【サービスラーニング】ポルトソール通りの道路デザインに採択されました
2022.01.13
サービスラーニングの一環として昨年取り組んだポルトソール通り(府内11号線)のデザイン・プロジェクトで本学学生のデザイン案が採択され、工事が着々と進んでいます。この通りは、大分市中心部のトキハ百貨店の裏手にある東西400メートルの通りで、府内町とポルトガルとの交流の歴史にちなんで名づけられたものです(ポルトソールは、ポルトガル語で夕暮れ時という意味)。
参加した学生らは、通りの車道、歩道、交差点部分のデザインのために、通りや地域の歴史や将来への期待などについて地元の方々から聞き取り、また実際にまち歩きをしながら特徴を把握し、各々デザイン案を作成しました。
大分市役所に提出された専門業者を含む数多くのデザイン案のなかから、このプロジェクトに参加した学生の案が採択されたものです。無電柱化工事を含む総事業費は10億円で、令和5年度末までの工事を予定しており、今年3月にはトキハ会館南側の区画が完成します(照明灯を除く)。
サービスラーニングの活動が、公共事業で形となりつつあり、完成後の多くの人々で賑わう通りに期待していますので、お近くにお寄りの際には、ぜひご覧ください。
デザインが採用された学生のコメント
今よりもさらに活気のあるにぎやかな街になってほしいという思いから明るくカラフルなデザインにしました。ポルトソール通りを多くの人に利用してもらい、大分市の新たな魅力の一部となってほしいと思います。この道を通る人が、楽しく親しみを持てるようなものになると嬉しいです。(情報コミュニケーション学科2年・工藤未唯)
*サービスラーニングとは、学んだことを地域で活かす、地域で活動することで学びの意義を確かめようとする、本学の特色ある教育プログラムです。本学では、情報コミュニケーション学科の専門教育科目として、また、その他学科においては共通教育科目として、毎年200名を超える学生が30時間以上の活動を行っています。