「A.ベヴェラリ氏公開マスタークラス」を開催しました

2021.11.04

 10月16日(土)、本学音楽ホールで、東京フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者の A.べヴェラリ氏による公開マスタークラスを開催し、音楽科・専攻科音楽専攻管弦打コースの10名の学生等がマンツーマンのレッスンを受けました。

 曲の情景や表現手法に加え、普段と異なる角度からのアプローチなど、実演を交えて納得のいく演奏ができるまで徹底的に指導していただきました。学生達は、レッスン後半には感情豊かで堂々とした演奏に変化していました。

 また、一流の演奏者からのレッスンを受講できたことを大いに喜びました。

 受講した学生による感想はこちら (550.9KB)

Alessandro Beverari(アレッサンドロ・ベヴェラリ)氏プロフィール 

 1988年イタリア・ヴェローナ生まれ。9歳よりクラリネットを始め2009年ヴェローナE.F.ダル・アバコ音楽院を最高得点で卒業。2009年から2011年まで、ピアチェンザ音楽院(伊)でパオロ・ベルトラミニの薫陶を受ける。2012年から2016年にかけ、ジュネーブの高等音楽学院Haute Ecole deでロマン・ギュイオに師事、修士号を取得。2016年よりローマ・サンタ・チェチーリア音楽院でアレッサンドロ・カルボナーレに師事。2017年より東京フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者に就任。ヨーロッパと日本を拠点に活躍している。  チャイコフスキー国際コンクール管楽器部門3位(クラリネット最上位)、レオシュ・ヤナーチェク国際コンクール1位、マルコ・フィオリンド国際クラリネット・コンクール1位、東京音楽コンクール1位、アウディ・モーツァルト・クラリネット・コンクール1位、ジャック・ランスロ国際コンクール1位など、国際コンクールで数多くの賞を受賞。