浜の市「一文人形」絵付けワークショップを行いました
2021.11.08
9月18日(土)、大分市ファベルスペースで大分郷土玩具「一文人形」絵付けワークショップを開催し、10組29名のご家族が参加しました。
「一文人形」は江戸時代に始まり、例年9月中旬に開かれる柞原八幡宮の仲秋祭「浜の市」※で販売される玩具で、大正時代に一度途絶えましたが、昭和に入り復刻され現在でも郷土玩具作家・宮脇弘至氏(豊泉堂)が製作しています。
ワークショップでは、本学美術科デザイン専攻(ビジュアルデザインコース)の西口顕一准教授が浜の市や一文人形の歴史、絵付け方法の説明があり、伝統にとらわれない自由な発想で絵付けを体験していただきました。
参加者の作品は、オリジナリティ溢れるものばかりで、様々な視点で郷土玩具に興味を持っていただく機会となりました。来年度も開催を予定しています。
※仲秋祭「浜の市」の2020年・2021年は、新型コロナウイルス感染拡大により中止。