【サービスラーニング】竹田市で食育ツーリズムを実施しました
2021.07.26
7月18日(日)に、大分県竹田市においてサービスラーニングの一環として「食育ツーリズム」を実施し、本学の学生26名が参加しました。例年この時期に開催される「竹田市とうきびフェスタin菅生」は昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響のため中止となりましたが、竹田市の皆様からのご要望と、学生の皆さんへの活動機会の提供、地域を学ぶという観点から実施することとしました。
学生達は、必修科目である地域社会特講Ⅰの授業で竹田市の状況やとうきび(とうもろこし)の生産とブランド化などについて事前に学習してから参加することになりました。当日は朝8時半から感染症対策のために2つのグループに分かれて、地元の方から教わりながらとうきびの収穫、蒸しトウモロコシや蒸し饅頭など伝統料理を体験しました。
「道の駅すごう」では、収穫したとうきびや加工品を対面販売し、ポップを作成したり、商品を積極的にアピールすることで販売促進に貢献しました。
その後、市中心部に移動し、城下町竹田の観光名所などを、案内頂きながら散策しました。各自が後日、観光誘客に向けてSNSで情報発信を行うために、写真や動画の撮影など取材活動を展開しました。
今回の一連の活動を通じて、少子高齢化が進むまちの課題や現状を現場で見て、体験することで理解を深め、これからのまちづくり、農村開発、地域観光、持続可能な農業の在り方を考える良い機会となりました。
*サービスラーニングとは、学んだことを地域で活かす、地域で活動することで学びの意義を確かめようとする、本学の特色ある教育プログラムです。本学では、情報コミュニケーション学科の専門教育科目として、また、その他学科においては共通教育科目として、毎年200名を超える学生が30時間以上の活動を行っています。