「第3回大分スマートフォン映像祭」を開催しました
2013.12.12
12月7日、本学 情報コミュニケーション学科主催の「第3回スマートフォン映像祭」を大分市中央町にあるアートスペース「the bridge」で開催しました。会場には約50人の観客が詰めかけ、公募作品の中から津久見市保戸島で撮影した短編オムニバス作品「海上の迷宮(ラビリンス)」がグランプリに選ばれました。
一昨年夏、ソウル芸術大学映画学科との「日韓学生短編映画制作交流」で、韓国の学生がスマートフォンで短編映画を撮影する様子に衝撃を受けました。同年11月には、初めての「大分スマートフォン映像祭」を開き、毎年、映像技術の向上に努めてきました。
今回グランプリを受賞した「海上の迷宮(ラビリンス)」は、情報コミュニケーション学科の学生6人が脚本、監督などを担当し、撮影、音声、編集などで協力して制作。9月に保戸島で5日間合宿して撮影し、11月3日、保戸島小中学校体育館で開かれた「保戸島映像音楽祭」で初上映され、観客の島民約200人から絶賛された作品です。
この映画のプロデューサー役を果たした同学科2年、薬真寺亜衣さんと川野亜弥さんは、「何度も保戸島に足を運んで、映画に出演してくれた小中学生や先生達と打ち合わせをした。苦労が報われてうれしい」と受賞の感想を述べました。
さらに入賞作品には、大分市中央町の「フンドーキンマンション」で行われているアート企画展を映像で追った本学学生3人の作品に授与。上映後、同企画展の主催者である裏正亘さんは「主要な人物を取り上げていただき、ありがたかった」と話していました。
また、今年の日韓学生短編映画制作交流で本学学生らが制作した「スイートピー」(監督:国際文化学科2年 立石はるなさん)も上映。同作品は韓国の「常緑樹国際短編映画祭」で「特別賞」を受賞しており、会場で賞状とトロフィーが伝達されました。
第1回目から同映像祭を支援して来た府内次世代フォーラムの中西理代表(大分大学医学部6年)は「3回目を迎えて、作品の内容も充実して来た。会場を中心街のアートスペースにしたのもよかった」。実行委員長を務めた江良朋美さん(情報コミュニケーション学科1年)は、「1年生が中心になって取り組んだ。楽しいイベントになりよかった」。観客の山口奏子さん(本学学友会長)は「作品のできばえに驚いた。素晴らしい映像祭でした」と話していました。
■上映会の模様は、YOU-TUBEでご覧になれます。