本学学生が「トビタテ!留学JAPAN」日本代表プログラムに参加します!

2017.08.18

 

 本学、情報コミュニケーション学科2年生の門脇あさかさんが「トビタテ!留学JAPAN」の日本代表プログラムに参加することになりました。

*トビタテ!留学JAPANとは?
トビタテ!留学JAPANは、意欲と能力のあるすべての日本の若者が、海外留学に自ら一歩踏み出す機運を醸成することを目的として、官民協働のもと社会総掛かりで取り組む「留学促進キャンペーン」です。今回、本学の情報コミュニケーション学科2年生の門脇あさかさんがトビタテ!留学JAPAN(地域人材コース)に挑戦し、見事採用されることが決まりました。
*地域人材コースとは?
国に採択された各地域において、地域の活性化に資すると思われる独自のテーマを設定し、そのテーマに即した海外留学及び地域企業等でのインターンシップを組み合わせたプログラムとなっています。大分県の地域人材コースでは、半導体ビジネス分野、林業(建築・デザイン)関連ビジネス分野、観光関連ビジネス分野の3つのプログラムが設定されています。3期目の今回は、大分県内の各大学から6名が選出されました。

 
 7月10日(月)、門脇さんと情報コミュニケーション学科竹内裕二准教授が中山欽吾学長を訪れ、第7期派遣留学生への選考決定の報告をしました。中山学長は「イタリアは不思議とワクワクする場所です。街の至る所に学習できる要素があります。楽しく充実した留学にしてください。」と門脇さんを激励しました。

 

 

 8月3日(木)には大分県庁で行われた知事への出発報告及び事前オリエンテーションに「トビタテ!留学JAPAN(地域人材コース)」の大分県代表に選ばれた県内の大学生6名のうち5名が参加し、知事や支援企業の前でプレゼンテーションを行いました。

 門脇さんは、9月の1カ月間、イタリアのローマに留学し、「中山間地域の再生に向けた大分の農家民泊のあり方についての再考-イタリア・アグリトゥリズモとスローフードを事例として-」というテーマで研究・調査活動等を行います。1か月のうち、1週目と4週目はローマ・サピエンツァ大学での講義、2週目、3週目は農家民泊の実態調査やスローフードの視察等を計画しています。

 




 門脇さんのプレゼンを聞いた広瀬知事から、「大分県はグリーンツーリズムが盛んな地域。2019年にはラグビーワールドカップも開催され、欧米の人がたくさん訪れてくれることを期待しています。グリーンツーリズムはヨーロッパが発祥の地。彼らが何を求めて日本へやってくるのか、今回の留学で追求してほしい。ところで、大分とイタリアの違うところは?」という質問に、門脇さんは「大分では子どもの研修等に利用されることがほとんどですが、イタリアでは大人が楽しむ、旅行のスタイルとして定着しています。ヨーロッパ発祥の農家民泊がなぜ大人に魅力的なのか研究したい。また、食というものにもともと興味があり、イタリアのスローフードについても研究したいです。」と笑顔で答えていました。

 門脇さん、様々な経験をし、学び、有意義な留学にしてください!充実した留学生活の報告をお待ちしています。