文化経済学会<日本>2017年度研究大会が本学で開催されました

2017.07.07


 6月30日(金)、7月1日(土)、2日(日)文化経済学会<日本>の2017年度研究大会が大分で開催されました。今年度は「まち・ひと・しごとの<真の>創生に向けて」のテーマのもと、本学が開催校となり、国際総合学科教員を中心に準備をすすめました。

 

 大会1日目は大分県内4地域(大分市、別府市、国東市、竹田市)でエクスカーションが開催され、2日目はホルトホール大分にて分科会と特別セッション、シンポジウムが行われました。


 シンポジウムでははじめに本学中山欽吾学長から「アートというものが我々の生活で、どのような役割を果たしているのかぜひ解き明かしてほしい。」とあいさつがあり、「デフレの正体」「里山資本主義」の著書で知られる藻谷浩介氏と、NPO法人BEPPU PROJECT代表の山出淳也氏をパネリストに迎え、「地域文化と観光」について議論しました。

 NPO法人BEPPU PROJECTの「ベップ・アート・マンス」の活動や、全国各地のアートプロジェクトを事例に挙げ、地域特性を活かしたまちづくりについて検討しました。

 

 

 

 大会3日目は本学に会場を移し、分科会と総会が開かれました。分科会は「観光・景観・地域」「文化統計・計量分析」「アートプロジェクト」「まちづくり・地域再生」「理論・思想」などに分かれ、大学研究者や地域おこし協力隊経験者の方が発表者となり、それぞれ掲げたテーマのもと、討論を行いました。

 

 

 

 会場では多彩な大分県の魅力を全国各地にお届けする「Oita Made」による出店販売もあり、全国から参集頂いた学会員のみなさんにも好評を得たようでした。