【東京開催】浦丸真太郎 個展「縫合」のお知らせ
2022.08.17
本学 美術科卒業生 の 浦丸真太郎さんによる個展「縫合」が、9月3日(土)~ 11日(日)まで、東京都 神保町 美学校スタジオにて開催されます。ぜひ、足をお運びください。
浦丸真太郎「縫合」
会期:2022年9月3日~9月11日
会場:美学校スタジオ
住所:東京都千代田区西神田2-4-6 宮川ビル1階
電話番号:03-3262-2529
会館時間13:00~20:00
休館日:会期中無休
観覧料:無料
アクセス:神保町駅A2出口 徒歩6分
〝縫合〟
幼少期に僕は虐待を受けていた。
そして身体には今も消えない傷痕がある。
これまでその傷痕を見ない日は一度として無かった。
その傷痕が目に入る度に、僕は傷を負ったあの日を思い出す。〝この傷さえなかったら〟と絶え間ない自己否定の渦が僕を襲った。
しかし、その一方で、自己否定の傍ら強くなっていく思い、〝僕は僕自身を愛したい〟
この気持ちだけが日々強く、大きくなる。
そして溢れる感情は、傷を抱えて生きる人達の元にまで僕を導いた。
彼らの痛んで止まない傷と傷。
そこに過去の自分の思いを紡ぐように祈りを込めて
今、僕は縫合する。
プロフィール
1993年生まれ。 幼少期に親族である叔父から性虐待を経験する。 自分自身の中に芽生えた復讐心や、 無意識に他者を傷つけることで心のバランスを図ろうとしていた自 分に絶望し、人や社会から自ら孤立しようとしていく。 そんなある時、何気なく得意だった物作りが、 孤独であった自分と他者とのコミュニケーションを形成しているこ とに気付き、作品制作を開始していく。 作中では鑑賞者に自分の体験を次々と告白していく。 それはまるで鑑賞者にカウンセリングをして貰うかのようである。 また同時に鑑賞者の心の傷と向き合い、 他者を肯定していく中に自分自身の魂の救済を行なっていく。
Instagram : https://www.instagram.com/ shintaro_uramaru/
活動歴
グループ展 「オソレの品種改良」 ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ 東京 2018
〈東浩紀賞〉
グループ展 「ホーム・ランド」 ギャラリー201 東京 2019
〈岩渕貞哉賞〉
グループ展 「fancy HIM」 contact 東京 2019
プロジェクト兼個展 「WITH」自宅 兵庫 2020
グループ展 「AとP」 美学校スタジオ 2021
グループ展 「他者の目を気にして漂流する」 ターナーギャラリー 2022
開催日/2022年9月3日(土)~9月11日(日)
- 時間
- 13:00~20:00
- 開催場所
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会場:美学校スタジオ
住所:東京都千代田区西神田2-4-6 宮川ビル1階
- アクセス
-
神保町駅A2出口 徒歩6分
- 参加料金
- 観覧無料
- カテゴリ
- 展覧会
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